筋膜矯正器(パーカッションハンマー)とは

筋膜矯正器(パーカッションハンマー)とは
クリニカルパーカッションハンマー(筋膜リリース機)

パーカッション・ハンマー (パーカッション・バイブレーター)

ロバート・フルフォード博士(ロバート・C・フルフォードD.O.)の治療法として最も有名な「パーカッション・ハンマー・テクニック(フルフォード・テクニック)」で使われる道具。パーカッション・バイブレーターと呼ばれることもある。

オステオパシーの治療法で唯一使われる電動の道具であり、その見た目の存在感からも有名な道具でもある。

 パーカッション・ハンマー(パーカッション・バイブレーター)には、本来彫金など宝飾の世界で使われている米Foredom社のモーターが使われている。著書「いのちの輝き」によると、ダイレクトメールで届いたForedom社の製品を、メーカーと交渉しながらオリジナルの形に仕上げていったとのこと。その為パーカッション・ハンマーの正式名称は「Foredom Massager」となっており、Foredom社が製造・販売元となっている。

 以下、「いのちの輝き」からの引用。

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『・・・さて、以上に紹介したような方法で調べていき、たとえば、左膝のねじれみつけたとをしよう。関節の位置がずれていることがわかった。そこで、わたしはおもむろにパーカッション・バイブレーター(パーカッション・ハンマー/衝撃振動器)をとりだす。モーターと自在に動く電動軸と円盤状の接触部とでできている器具である。接触部には直径役7センチのゴム製のパッドがついていて・・・(中略)

子どもにパーカッション・バイブレーター(パーカッション・ハンマー)を使うときは、まず親にためして、とても気持ちがいいものであることを知ってもらうようにしている。つぎに、もし頭蓋骨の動きが鈍っていることがわかったらどうするか。そんなときわたしは両手でごく軽く、患者の即頭部にふれる。右手で患者の頭の左側を、左手で右側を、対照的にそっとふれるのだ。わたしの両手の間に流れる生命力が患者の脳にあるリズムを生じさせ、それが頭蓋骨を動かしはじめる。わたしは一切、力をいれていない。

その頭蓋骨の動きは、はっきりとわかる確かなものでなければならない。頭に働きかけていくと、神経系の緊張が緩み、脳に自然なリズムがよみがえってくるので、患者はチリチリするような感覚を覚える。そうなればからだは自然にあるべき姿に向かって変わりはじめる。

治療を終えるとき、わたしはよく患者に、からだがどれだけ変わったかを確認させる。腕が楽に上げられるようになっていたり、骨盤の回転がスムーズになってたりするのがわかった患者のほとんどが、呼吸も楽に、深くなっていることに気づく。

わたしの患者はよく、治療が終わったときに、なんともいえない感じのものがからだを流れているのがわかるという。心地よいうずきのようなものが全身を包んでいるというのである。それが、それまでブロックされていて、ふたたび動きだした生命力なのだ。』

 
ロバート・フルフォード博士

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1905年生~1997年没。オステオパス(D.O.)

20世紀後半のオステオパシー界では重要人物といわれている。オステオパシーで唯一使用される器具「パーカッション・ハンマー(パーカッション・バイブレーター)」を使用したテクニックの創始者としても有名。

 1941年に独自の治療法を行い始める。オハイオ州シンシナティで開業後、アリゾナ州トゥーソンに移る。90歳を過ぎてなお、米国中でパーカッション・ハンマー・テクニック(パーカッション・バイブレーター・テクニック)をはじめとするオステオパシーの治療法を指導していた伝説のオステオパス。

 カンザス・シティー・スクール・オブ・オステオパシー・ アンド・サージェリー(1941年期)で学んだ彼は、アンドリュー・テイラー ・スティルによって表わされたオステオパシー医学の原則を深く信じていた。

 また1940年代中頃、彼はウイリアム・ガーナー・サザーランドと共に頭蓋オステオパシーを研究し、クラニアル・アカデミーの終生のメンバーとなった( 一度会長を務めている)。

60年に及んだオステオパスとしての仕事を通じて、彼は生命の基礎と構造に関して広範囲に科学的・哲学的な概念を探求した。フィールド理論、アーユルヴェーダ医学、生物磁気学、精神的なサトル・エネルギー医学、水晶など、際限がなかった。

 日本語訳されている著書に「いのちの輝き」、フルフォード博士の診断・治療法を取り上げた書籍に「サトル・オステオパシー」があり、いずれも施術家のバイブルとして日本でも高い評価を得ている。

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