汎適応症候群の学説 ストレス学説

ストレス学説について

日々患者様と向き合っていると毎回異なる症状で体調の良し悪しに向き合います。患者様の生活スタイルや仕事、人間関係、体の不調や歪みなどなど色々な原因があります。例えば睡眠不足や仕事が多忙だったり、新しい生活や職場環境の変化など、原因も様々ですが、ストレスフリーな日々を送ることはなかなか困難なものです。

今回、私が鍼灸学校で学んだストレス学説についてお話ししたいと思います。みなさんがストレスという敵を知って出来るだけ体に良い影響を与えることができればと思っております。

この学説は1936年にカナダのモントリオール大学のハンスセリエ教授が提唱した学説で、生体に加えられた種々の刺激は、下垂体 副腎皮質を介して内分系に特徴のある一連の反応を引き起こすというものです。

☆ストレスとストレッサーとは

人には情動を引き起こす感情があり、これは物事に対してイライラや不安悲しいなどの気持ちを生み、これらが健康に対しても影響を及ぼします。

私たちの生活環境を取り巻く要因が体にも影響するのです。

刺激になるものは、ケガなどの外傷によるものもあれば、暑い寒いなど外因的な要素も精神的情動に影響を与えます。

これらの生体に対して刺激となるものをストレッサーと呼び、ストレッサーによりストレスが生まれるのです。

 

☆ストレッサーの種類

・物理的ストレッサー

       寒冷 騒音など

・化学的ストレッサー

       排気ガス 薬物など

・生物的ストレッサー

         病気 疲労など

・心理的 精神的ストレッサー

         人間関係 仕事 感情など

 

☆ストレスを受けると起きる3つの体の反応

・副腎皮質の肥大

・胸腺リンパ系の萎縮

・胃 十二指腸の潰瘍

☆ストレスの3つの時期の症候群

ストレスが長い間体に与えられると一連の流れにより体は適応し反応します。

<第1期 警告反応期>

 ⑴ショック相

例えば、いきなり攻撃されるが、攻撃がいつ来るのか、なんで来たのか全く予想が出来ていないので対応する準備がない状態

体温 血圧低下 毛細血管の透過性亢進 筋緊張低下 数分から1日程度続く

 ⑵反ショック相(交絡抵抗期)

攻撃されて驚いたことに対して、いつでも対抗して対応出来るように構えている時期

ショック状態と反対の方向に戻って正常にしようとする時期

副腎皮質ホルモンが分泌される

血圧 体温上昇 筋緊張亢進 血糖量増加

<第2期 抵抗期(交絡感作期)>

攻撃されることに対しては過敏な反応を示し、いつでも対応できるようになっているが、他のことには逆に対応できないように一点集中になっている時期

体の内部状態は安定

<第3期 疲憊期>

攻撃されたことに対しては抵抗しようと思っているが、長期間であったり、たくさんの攻撃を受けたりすると、抵抗の準備をしているのには限界があり、疲れ切ってしまう状態

心拍 血圧 体温 血糖量 低下 恒常性の維持が不能で最悪死に至る

☆おまけ 東洋医学的なストレスに対する考え

・ストレス刺激の強さと期間の長短

・生命力

・体力、生活環境、食事など

治療としては、ストレッサーをいかに早く取り除くかというもので病気の原因となる精神的な要因を取り除くという考え

 

体の防衛反応がストレッサーから身を守ってくれるという流れがあるのですが、これはまさに身を削って体調に悪影響を与えながら、健全な状態にしようと努めているのです。

肉体的疲労も精神的疲労も軽いものであればリフレッシュして、リセットすることが可能ですが、ストレッサーが溜まり溜まると本当に健康に悪影響を及ぼす因子としてどんどん成長して行きます。

毎日、笑顔を絶やさず、疲れや悩みを溜め込まないようにして、心も体も健康的になれたらなーと思います。

みなさまのストレッサーを一緒に取り除いて体を守ってあげる手助けができたら嬉しいです。

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