二層の歪みをとる

こんにちは、鍼灸師の奥野です。
本日は、二層の歪みについてみていきましょう。

二層の歪みについて

頭蓋と身体の歪みには、深い部分と浅い部分に二層の歪みがあります。

  • 深い部分→フレーム・骨格の代償作用による歪み。
  • 浅い部分→筋・筋膜の代償作用や癒着による歪み。

従って、歪みを取るためにはこれら二層の歪みを考える必要があるのです。

頭蓋部だと、顎関節と舌が一番動きます。
特に顎関節は動きが大きく、歪みがあると身体に対しても歪みの代償が大きく出てしまいます。

この顎関節の動きや顎位が、顔のたるみや歪みにも影響していきます。

そして、顎関節の動きや顎位は舌根の影響を受けます。

舌根の沈下→顎位が下がり、広頚筋筋膜などが癒着し、たるみやシワに繋がります。顎顔面や口腔内の筋膜が癒着したところにお肉が乗るので、たるみやシワが出来てしまいます。

そこで顎位や顎軌道などのフレームを整えるだけでなく、口腔内や顎顔面の筋の筋膜の癒着を剥いで癒着を取り除く必要があります。
顎関節の動きと顔の筋筋膜の動きで顔が変わるのです。

 

 

そもそもなぜ舌根が下がるか?

姿勢が悪くなることによる表層筋膜ラインの癒着で、舌筋筋膜の属する姿勢維持に関わる深層筋膜ライン(ディープフロントライン)の機能が低下して舌根が下がってしまいます。
筋膜も層になっているので、表層の筋膜の癒着でフレームに当たる深層の筋膜に負担がかかります。

そこでスーパーフィシャルバックラインやスパイラルラインなどの表層の筋膜ラインの癒着を剥がし動きを出す必要があります。特にスパイラルラインの癒着は身体の左右差にもつながってしまいます。
従って、姿勢を良くさせるために、まず表層筋膜ラインの癒着を剥いで貼り直す必要があるのです。

一般的な「前かがみ」になった人‥頭が前に出て、胸が下がり、背中が丸まっているような場合。体重の7分の1の重さのある頭部は、背中の一部の筋によってさらに前に倒れないようにしなければならなくなります。

すると、筋膜は筋に合わせてその長さを変化させ、その変化を持続します。筋膜は早く伸ばすと裂けてしまいますが、伸張が緩やかだと筋膜は可塑的に変形し、さらにそのまま癒着します。従って、そのような癒着を剥ぎ、「本来の」自然な姿勢で身体を支持するように再配列しなおさなければならないのです。

さつま式歪みの取り方

このように顎位、舌の位置、舌根、顎の開口、噛み合わせなどの深層のフレームからの歪みを矯正してから、表層の筋膜の癒着を剥がして誘導して引き締めることで外と内の歪みを取っていくのがさつま式です。

 

 

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