太ってないのに顎下がたるんだり二重あごになってしまうのは?

最近はスマホなどで手頃に撮影が出来ますね!

ふとした瞬間に自分の横顔の画像を見て、あごの下のダブつきにびっくりしたことはありませんか?

特に40代以降だと、体形にかかわらず誰もが二重あごになりやすくなります。

このあごの下のたるみを取ると、見た目がぐっと若くなります。

太っていなくても二重あごになってしまう‥あごのたるみの原因とは?

だいたいの方は太ってしまうから二重あごができると思いますよね。でも、やせている人でも実はあごの下にある筋肉や表情筋が衰えると、二重あごを目立たせてしまいます。

あごの下には、舌を支えている舌骨上筋群や表情筋の一つ広頸筋などがついています。この筋肉をしっかり使えていないと筋力が衰えて、これがたるみや二重あごの原因になるのです。

また、顔には構成する36種類の筋肉があります。

しかし、実際にはその内2割程度の筋肉しか使用されていません。

使わない筋肉は弱くなり硬く弾力も無くなります。

それにより表皮や皮下組織を支える力が弱くなっていき、ハリが無くなり垂れ下がってしまいます。

それが顔の一番下にあるあごの下にいってあご下のたるみが出来上がります。

日本人は欧米人と比べて話すときに舌や顔の筋肉を使うことが少ないため、お顔周りの筋肉が衰えやすいとも言われています。

さらに姿勢の悪さによってもたるみや二重あごは起こります。

特に長時間パソコンを使ったりスマートフォンを触ったりすることで、現代人は肩よりも顔が前に出ている姿勢を続ける機会がとても多いです。

その姿勢を長いこと続けると、舌も上がりにくくなり首の前側の筋肉も使いにくい状態になります。

その結果、舌や首周りの筋肉が衰え下がり、あご下のたるみにつながります。

どうすれば良いのか

たるみや二重あごが気になる人は、表情筋やあごの下にある筋肉群をしっかり使っていく必要があります。

特に普段の舌が間違った位置にあると、舌骨上筋群や表情筋の筋肉がたるんで二重あごになってしまいます。

したがって舌骨上筋群や表情筋を引き上げるには、上に乗っている舌をしっかり良い位置にたもち鍛えないといけません。

この点、舌を鍛えられる発音は、巻き舌での「ら行」です。ですが日本語の発音ではあまり無い巻き舌なので舌は弱くなりやすく普段の舌の位置も悪くなってしまいます。

そして舌の位置が悪いと、美容だけでなく健康にも影響を及ぼしてしまいます。

自分の普段の舌の位置をチェックしてみましょう。

正しい舌の位置は舌の先が上の前歯の付け根の後ろにあり、舌が上顎に広く触れていている状態です。前歯には当たらない位置です。

これが舌が弱くなると舌の先が前歯に当たるようになり、舌が浮いている状態で上顎に触れなくなってしまいます。

さらに姿勢が悪かったり口呼吸などの問題があると、舌の先が下の前歯に触れていて、下顎に埋もれるように舌全体が低い位置に来てしまいます。

これを「低位舌」といいます。

この低位舌は様々なトラブルの原因となります。

舌周りの筋肉が弱って下がることで、表情筋や舌骨上筋群のバランスが崩れて顔のゆがみにつながり、二重あご、ほうれい線などの原因にもなります。

そして睡眠中には舌が喉の奥に落ち込み、鼻呼吸がしづらくなります。その結果、いびきをかきやすくなってしまいます。

また舌周りの筋力が低下すると唾液腺の働きも衰えてしまい唾液の量も減ります。すると、唾液の抗菌作用や潤滑作用が発揮されなくなり、歯周病や虫歯になりやすくなります。

これに対して、舌の位置を正しくキープする筋力をつけることで、お顔を構成する36種類もの筋肉が強化されます。

これにより、普段意識しないと使わない筋肉や、重力によって垂れ下がりやすい筋肉がリフトアップされ小顔効果もでます。明るく豊かな表情が生み出されます。

舌周りがしっかり動くようになると、顔面動脈の血流も良くなり肌の調子も良くなり、シミやくすみの改善にも効果を発揮します。

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