皆様、新年明けましておめでとうございます。
2016年スタートのブログを書きます粟津です。
今年、今後のさつまの方針でもある本当の骨格矯正論(医学的)の追求を題材としたいと思います。
去年の暮れ、さつま総院長が歯学部での解剖実習が終了し、矯正論にある結論が出ました…
頭蓋骨は動かない!!!!(オステオパシーでいう一次呼吸レベルではまた別の話ですが…)
ですから、見た目が劇的に変化するほどの可動はありません。
故に、一回で何㎝小さくなる、何㎝動かしたと謳っている小顔矯正法は嘘です。
では、どうやってさつま式で見た目(顔)と体調(健康)が良くなるのか?
一番は顎関節の矯正にあります。
顎関節はお顔に最も近い関節で出力、使用頻度共に高く(最大120㎏~130㎏の噛合力と一日2000~3000回の使用)、あとは咀嚼筋(外側翼突筋、内側翼突筋)が顔面骨の中心蝶形骨(下垂体が乗り、副交感神経系の感覚・運動神経、血管が通過)に付着しているからです。
顎軌道と顎の症状(顎関節症)によって引っ張られたお顔は徐々にそういうお顔にリモデリングされるのでタルミや左右差を引き起こし、さらに蝶形骨に影響を及ぼし、ホルモンバランスや自律神経の乱れにも関与します。
良い顎軌道、顎の使い方をしていればお顔は歪みにくくなり、タルミずらい活性化した健康的なお顔へ骨をリモデリングさせます。
つまりお顔が変化しているのは最終的には骨ですが、その前に表情筋、神経、血管等の活性、誘導があっての事です。
あとは、骨盤(仙骨、尾骨)をはじめとするお身体の矯正も大変に重要です。(重要な理由は今後のブログで書きたいと思います。)その為、さつまでは毎週のように特に顔の解剖・生理学の課題やテストをし、
設計図と仕組みを理解した上でお顔(身体)の矯正(コントロール)をしています。医学的な正しい知識と正確なアプローチをモットーとし、これからも知識と技術のアップデートしていきます!
今年もさつまをどうぞよろしくお願いします。