皆さんこんにちは、院長粟津です。
今回のわたくしが書く内容は、さつま式矯正術理論の説明です。
当院ではご新規さまの施術までの流れの中で、検査と問診はもちろんですが、当院の施術理論の説明が必ずあります。この理論は院としての基盤であり患者さまにご納得とご安心、ご信頼をもって受けて頂く為です。
HP上やブログにも多々掲載されていますが、医学的でマニアックな内容が多く、一度の説明やスタッフによっても多少ニュアンスが異なる為理解が難しく、結局のところ肝の部分が伝わらず、他所との違いもなんだかわからないと思いますので、既にご来院されている方も是非読んでみてください♪
まずさつま式では顔面骨の中で可動性を持つのは下顎骨(顎関節)のみと言い切ります!※ただしオステオパシーのような一次呼吸(たわみ、㎛程度の動き)はあるのではと捉えています。
いずれにせよ下顎骨以外に見た目を変えるような可動は間違いなくございません。
ですのでさつまは下顎骨(顎関節)を診ているのです!
では実際になぜ変わるのか?その使用頻度と出力(パワー)に起因するものと考えています。
・使用頻度…引きこもってない限り1日千回~数千回使います。(関節の中で一番動かす)
・出力(咬合力)…最大で自重の1.5~2倍、咀嚼時でご自身の体重位かかります。
このパワーベクトルがどう向いているか、顔面骨にどう影響しているか?
を考えコントロールしお顔の形を誘導、変化させて左右差や小顔効果をだしています。
ここで出てくる形の変化ですが、医学的なエビデンスがあります。
それを骨のリモデリングといって、お肌でいうターンオーバーと同じで組織の新生(代謝)を指します。
100%代謝するのに約3年かかります、歯列矯正もおおよそこのくらい期間をかけるのはこういった裏打ちがあるからです。
さつまではしっかりとした変化と安定にはまず3か月間12回~6回の通院をお願いしております。筋トレやダイエットと考え方は同じで期間と回数、日々のケア、努力により成果は得られます。ですので1回で劇的な変化(㎝単位)や半永久的な持続もありえません。
また、もう一つ重要な事として骨のサイズダウンはほぼしません!※厚みの増減はその範囲に含まない。
お顔の中でサイズダウンするものは、
脂肪!水分量(むくみ)!筋肉(主に咬筋)!
ここまでの内容は骨(顎関節)のお話でしたが、お顔を作っているのは何も骨だけではない!
軟部組織(主に筋肉や皮膚)も重要です、実際に顔面骨だけ見て男女差、年齢、顔貌の判断は困難です。また骨の形を変えているのは我々の1回1回の手技ではなく、顎関節と筋肉です。1回の手技で骨の形を変えたというなら、それは我々接骨(医療)業界では骨折と呼びます。
つまりさつま式は深層の骨(顎関節)と表層の筋(咀嚼筋、表情筋、舌骨筋、舌筋)の二層のゆがみをとるやり方です。詳しくは以前奥野先生が書いてくれています→二層の歪みをとる
この二つの歪みをとるのが顎顔面咬合整骨(骨)+3D筋膜デザイン(筋)の合わせたメニュー!
また安定維持にはマウスピースも必須です、初回はお得になっていますので是非顔とあごのゆがみ特化セットをお選びください。
皆様のご予約、ご来院お待ちしております。