下を向く(アゴ引き)でのお顔の症状

こんにちは! 

柔道整復師の伊澤です。 

今日は下を向くと、どの様なお顔の状態になるのかお話ししていきます。 

下を向く(アゴ引き)でのお顔の症状

まず、下を向きやすい方は猫背の事が多いです。 

背中が固まり丸くなり、それによって首が前にいきます。いわゆるストレートネックです。 

その状態になるとあごを引きやすくなり、下を向きやすくなるのです。 

また今はパソコンやケータイなど下を向きやすくなる環境もあります。

それでは下を向く事でどの様なものがお顔、カラダの症状として出てくるのかお話ししていきます。

①顔のたるみ

座っている状態、立ってる状態のどちらでも同じなのですが、下を向く事で首前面の筋肉の長さが短縮し、逆に首背面の筋肉は長くなっていきます。

それにより筋肉に覆われている骨は真っ直ぐになりストレートネックになります。

ストレートネックになる事で、首背面の筋膜は伸びてしまいおでこにのしかかってしまいます。

反対の首前面の短縮が起こると顔の皮膚や筋肉は下に引っ張られてしまいたるみに繋がります。

 

②くいしばりからの不調

下を向く事で、歯と歯があたりやすくなります。 

歯と歯が当たるだけで食いしばりと言われ、その状態になるとお顔の筋肉も緊張してしまい、たるみなどの原因になります。

さらに下を向く状態では、下あごに気道を塞がれ呼吸が浅くなったり、かみ合わせが深くなってしまい食いしばりが起こってきたり、リンパの流れを疎外しむくみなども起こってきます。

呼吸が浅くなることで酸素不足になり体が酸欠になります。

その影響で体に痛みが出たり、疲れやすくなったり、睡眠の質まで変わってきます。

さらに、くいしばりが起こることで、顎周りの不調や歯の不調に繋がり顔への影響にもなります。

その為、普段から上を向く癖をつける事で、下あごの位置は矯正され良い位置にずれるのですが、下を向く時間が長いと顔や体の不調が数多く起こってきます。

③首肩こり

噛むという動作には肩と首に力を入れないと人間のカラダの構造上噛むことができません。

下を向き食いしばりやすくなると、肩と首は常に力が入った状態になります。 

そうすると肩首こり、そして夜中無意識のうちに食いしばりをすると朝起きた時になぜか怠かったり、寝つきが悪く夢をよく見たりする様になります。 

下を向くクセはカラダにいろいろな影響を及ぼします。

普段から上を向く癖をつけつつ、くいしばりにも気をつけるように頑張りましょう。

少しでも気になったり、普段から下を向く回数が多い方は是非一度お試し下さいませ。

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