こんにちは、柔道整復師の岡野です。
早すぎる真夏日に身体はついてきていますか? 夏男の僕でさえも、うだるような暑さでやられてます。しっかりと水分補給してくださいね!
今回の岡野blogは、顎関節を構成するものについてです。
顎関節について
頭蓋骨は、15種23個の骨から作られています。その頭蓋骨の中で唯一自分の意識で動かせるのは、顎関節になります。
喋ったり食べたりで、顎関節は1日に3000~4000回動いてます。
そんな顎関節を構成する骨は、下顎と上顎!ではなく、下顎骨と側頭骨から構成されます!
※黄緑が側頭骨 薄いオレンジが下顎骨
上顎とは、歯が接しているだけで、関節は構成されてません。上顎は、顎という漢字を使っているにも関わらず、顎関節には関与してこないのです。意外と知らないと思います。だからこそ、顔の前後差、凹凸感、頬ボネの高さの差、は顎関節と側頭骨の位置関係で決まってくるのです。
頬骨も側頭骨の頬骨弓から作られます。
側頭骨が後ろにあれば頬骨も後ろに下がります。それに伴い、反対側は前に出てきます。頬骨の位置を整えるには、側頭骨の位置を良くする事が必要になってきます。 側頭骨の左右差は胸鎖乳突筋の関与が大きく、胸鎖乳突筋の張りの差により側頭骨が落ちてきます。
側頭骨の位置関係の左右差をなくせば、お顔も整ってきます。
左右差の基準にしているのが、側頭骨の乳様突起と下顎骨後縁の差です。この隙間の差は、下顎骨の誘導率にも影響をあたえるものになります。なので、当院ではまず、顔を触らず背椎&後頭骨、側頭骨からアプローチし、先程の隙間のさを無くしていきます。
実質それだけで、ある程度のお顔の歪みは見えにくくなります。
顔の矯正を維持するには?(オススメの施術について)
歪みの癖がない方は、頭蓋法シングルの施術がお勧めになります。
歪みのクセが多い方には、総合コースの施術をお勧めします。
一度、総合コースをし、シングル法で、維持するのがお勧めの矯正法です。