鍼パルス療法について

頭痛、肩こり、めまい、耳鳴りなどに悩まれていませんか?

こんにちは。最近は花粉も飛び始めて、花粉症持ちの方々にはだんだんとつらい季節になってきました。季節の変わり目には、花粉症だけでなく、体調を崩したり不定愁訴が出てしまうこともあります。

頭痛、肩こり、めまい、耳鳴りなどに悩まれている方も多いでしょう。

 

くいしばり、顎関節症状、不良姿勢などがあると、お顔の歪みだけでなく交感神経優位となり、その結果として毛細血管は収縮して血流が悪くなってしまいます。また自律神経のバランスも狂い自律神経の失調を招いてしまう原因ともなります。

多くの不定愁訴がこの血流や自律神経系のバランスの悪さが起因しているのではないかと思われます。

さつまの矯正で改善

さつまの矯正ではくいしばり、顎関節症状、不良姿勢などからくるお顔の歪みを改善するためにきめ細かく対応していますが、交感神経優位などによる不定愁訴が改善される方も多いです。

機能面が整えば歪みも取れていきますし、歪みが取れれば機能面も改善されていきます。

当院の鍼パルス療法による交感神経抑制

当院の鍼パルス療法は、咀嚼筋の緊張緩和、くいしばり抑制、顎関節症状の治療などに使われています。

 

咀嚼筋は4種類あります。咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋と四つの層になっているので、外からの刺激だけでは全部にしっかりとアプローチすることは難しいです。

鍼を下顎切痕から3センチほど刺入し、これらの筋層全てにアプローチをする事ができます。

そして鍼の刺激によって引き起こされた筋の攣縮が筋紡錘(受容体)を興奮させ、その興奮が中枢に伝えられると、筋の過度の収縮や緊張を招かないように、中枢から抑制が働くことでくいしばりを抑制できます。

また、顎関節の関節包には、下顎神経(三叉神経の第3枝)の以下の3つの枝から生じる関節枝が入り込んでいます。

①耳介側頭神経
②後深側頭神経
③咬筋神経

鍼により、関節包にも刺激を加えることになるので、これらの神経にもアプローチすることができます。

このうち咬筋神経と後深側頭神経は閉口筋への運動神経としての性質の他、顎関節の感覚もつかさどっているので、感覚神経への鍼通電により閉口筋に抑制的効果も得られると考えられます。

さらに耳介側頭神経には耳神経節が付属しており、耳神経節は上頚神経節からきた交感神経も合流しています。

上頸神経節は最大の交感神経幹神経節で頭頸部の血流や自律神経のバランスを図る上で重要な神経節です。

これらのことから、さつまの鍼パルス療法には交感神経の緊張を下げ、自律神経のバランスを改善し血行を良くする働きもあります。

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