冷え体質はやせにくい

最近、寒い日が増えてきました。冷え対策はされていますか?

体が冷えていると、食べる量を減らしてもやせにくくなってしまいます。

本来、食事で摂取された脂肪は消化吸収され、エネルギーとして代謝されます。
しかし血流が滞り体温が下がると、体内を機能的に動かすための酵素のはたらきが阻害されるため、食事をしても消化・吸収・代謝のプロセスがスムーズに行われなくなります。
体が冷えることで体脂肪はどんどん硬くなり、落ちにくい状態になります。
したがって、血液を循環させて温める努力をしない限り、脂肪の層はどんどん厚くなってしまいす。

ご自分が冷えているかの簡単な判断基準としては…
①体温が低いということと、②手足やお腹や腰まわり、お尻がいつも冷たいと感じるかどうかです。
また、寝相が良すぎる人も、冷えている可能性があります。
本来、人間は寝ている間に、体の歪みやや疲れをとろうと無意識に色々な姿勢をとります。ところが寝相の良い人は寝返りをうとうとすると体が布団の冷たい部分に触れるため、寒くて自然に元の位置に戻ってしまっています。
小さな子どもはいつでも熱のパワーがあるので布団の上をゴロゴロ出来るのです。
疲れがとれにくいという人は、冷えで寝返りが打ててないのかもしれません。

最も効果的に全身を温められるのは、やはり入浴です。シャワーだけでは芯まで温まらない上、水滴が体の熱を奪ってしまいます。また、夜の入浴は質の高い睡眠を誘います。
入浴時の効果的な温度は、暖かいなあと感じるくらい、目安として38~40度です。
そして人の血液は1分で全身を1巡するので、最低でも10分、できたら30分間浸かるとよいです。

日常の服装では、モコモコに着込まなくても、温めるべき部分を冷えからガードして温かい血液を全身に循環させることが出来ます。その部分とは血流の多い横隔膜から下と膝上、それと二の腕です。
次のポイントはお腹と腰まわりです。腹筋と太ももで全身の筋肉の7割を占めるので、スパッツや腹巻などで温めることができると効果的です。

これからどんどん寒くなってくるので、冷え対策もしていきましょう。

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