【頭逆マッサージ】頭の筋膜・筋肉をほぐすと顔のリフトアップに

さつま骨格矯正の柔道整復師、古川です。
今回は当院で推奨している頭逆マッサージについてご紹介いたします!
最近はマスクをつけている時間も長く、耳が痛くなったりしませんか?
息がし辛く、頭が痛くなってきたり、肩、首にまで最近調子が悪い。
そんな方も多いはず。
実は耳周りには顔にとってとても大事な筋肉があったりします。
その筋肉やその周りの影響で不調が出ている可能性も!!
今回は頭まわりのマッサージ方法についての投稿になります。

スーパーフィシャルバックラインとは

まず、
頭=顔に結びつく方は少ないかと思います。
ただ、人間の構造的には頭もとても大事なんです!!
それが、【スーパーフィシャルバックライン】
と呼ばれる筋膜です。
これが背中、首の後ろ、後頭部、おでこまでの筋膜で、顔を引き上げる役割をしています。

例えば、猫背の姿勢が癖になり、背中の筋肉が常に伸び切った状態だと、緩んだ筋膜がおでこや顔の筋膜まで緩ませてしまい、顔がたるんできます。

逆に、正しい姿勢では、背中の筋肉が正しく伸縮して筋膜が後ろに引っ張られるため、顔面筋が背中から引き上げられます。

【頭逆マッサージ】

顔のマッサージばかり行なっていても、頭の筋膜や筋肉が硬いままでは、顔の筋肉もほぐれてくれません。
そこで、顔のマッサージをするのであれば是非セットで行いましょう!
特に食いしばり癖のある方は側頭部の筋肉が硬くなっています。
ここをほぐすことで、リフトアップはもちろん、頭痛やストレスの軽減にも!
今回はこの筋肉にアプローチします。
A         
    
Aの帽状腱膜は【スーパーフィシャルバックライン】の部分にあたるため顔全体的に持ち上げてくれます。

B

Bの側頭筋はかむ筋肉の一つで噛む回数が偏っていたり、食いしばりなどがあることで、硬さが出やすいです。

①頭を中央に向かって指の腹で押し動かします。

あごを少し引き、両手の指の腹を頭に押し当てる。
指を頭の側面から頭頂に向かって5回押し動かす。
位置を少しずつ上にずらしながら頭全体を5ヵ所×5回ずつ押し動かす。

②机にひじをついて頭の側面を押し動かす。

机にひじをつき、両手の指の腹を耳の上に当てる。
指に力を入れて頭を押しながら、側面から前側に向かって5回押し動かす。
指の位置を少しずつ上にずらして、頭の側面を3ヵ所×5回ずつ押し動かす。


この逆マッサージをすることで、
おでこ、目、頬、唇が引き上がり、引き締まったお顔立ちになります。
姿勢の意識ももちろんですが、凝り固まった筋肉では意識してもすぐに力が抜け姿勢が悪くなってしまいます。
少しずつ取り組んでみましょう!!

 

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