こんにちは。柔道整復師の岡野です。
6月も後半、2019年も半分が終わりました。
来年は、東京オリンピックを控え、これからもっと渋谷が熱く盛り上がってくる事を願います!
さて、本日のブログは、「当院の矯正の理論」のお話。
なぜ、お顔が歪むのか?
なぜ、お顔が大きくなってくるのか?
歪みは治るの?
小顔になるの?
といったお話です。
当院の矯正の理論
首から上には、15種23個の骨が存在します。
いろいろな関節、縫合が存在します。
その中で、最も重要で、最も使用回数が多いのはどこだと思いますか?
それは、顎関節になります。
多い方で、1日 3000回〜4000回。
顔だけでなく身体の中で、1番の使用回数になります。
それだけ負荷がかかるので、ちからバランスが変われば歪みも生じてきます。
それに加えて、上下の歯が当たっただけで、(ご自分の体重〜グッと食いしばった場合)、体重の2倍〜3倍程の圧力がかかります。
その圧力にやられエラ張りや頬の張りが顕著に現れ、お顔が大きく見られてきます。
さらに、左右差を気にしてらっしゃる方は、筋肉量の差によるものがほとんどになります。
例えば)
咬合、噛み合わせにより、右側が早期接触を起こすことにより、右咬筋の異常発達が見られ、筋肥大を起こし、下顎骨の骨成長の方向にも、悪影響を与え歪みが生じてきます。
当院では
当院では、まず筋肉量を抑え、使い方のご指導から行います。ご自身がどのような歪みをしているのかを、3Dスキャナーを用いて何故、この様に歪んできたのか? これは改善出来るのか? をご説明を行いながら進めていきます。
顔の歪み? 身体の歪み?
主として、お顔の歪みを気にしてご来院される方がほとんどにはなりますが、お顔が歪む原因の1つとしてお身体の歪みがございます。
お顔とお身体は1つのユニットです。
お身体が歪めば、お顔も歪んできます。
当院では、ロベットブラザーズチャートと言う理論を用いて施術を行います。
参考資料 AKテクニック
これは、骨盤と頭蓋骨の動きの連動性になります。
骨盤〜頭蓋骨
尾骨〜蝶形骨
仙骨〜後頭骨
腸骨〜側頭骨
このように、骨盤の形状と頭蓋骨の形状は非常に似ていて、同じような動き連動性が現れます。
例)
右足上で足を組めば、右腸骨が前方に変位する。
↓
それに伴い右側頭骨も同じように前方に変位が見られる。
これが、お顔とお身体の連動性になります。
一概には言えないですが、これが王道の歪みの1つになります。
では、なぜ右足を上に足を組みたくなるのか?
それは、内臓の影響によるものが大きいと言われています。
内臓も左右非対称に腹部に入っているのでそれだけで、身体の軸に歪みが生じてきます。
軸の左右差を生む内臓は、肝臓です。
肝臓は右側にしかない臓器です。
右側にしかない肝臓の重さは、個人差はあるにしろ、1.5kg〜2kgあると言われています。
そうなれば、必然と右の骨盤が落ちるように下に下がるのは、当然と言えます。
その落ちた、骨盤を上げようとする為、右足を上に足を組みたくなるのです。
足を組むから身体が歪むではなく、身体が歪んでいるので、歪みを治そうとし、足を組んでいるのです。
ですが、足を組むと余計にお身体の調子歪みが進んでしまいますので、ご注意を。
しっかりとした重心軸にお身体が整ってくれれば、ロベットブラザーズチャートの働きにより、お顔の歪みも改善されます。お身体の歪みの平均点が取れてきましたら、メンテナンスに移行しお顔だけの施術等に移っていきます。
理想的な通院回数と期間
理想的には、2週間〜3週間程度のスパンでご通院頂けますと、ご自身の癖での歪みが改善されていきます。
どれぐらいの通院期間が、理想的かと言いますと、約6ヶ月をオススメしております。
6ヶ月で何が変わるのか、
それは、
骨の代謝が約10%行われます。
全身の骨は3年〜4年かけて新しい骨に生まれ変わります。
それを骨リモデリングと言います。
さらにもっと変化量の多いものがあります。
それは筋肉の代謝です。
筋肉は3ヶ月で、100%のリモデリングが行われます。
6ヶ月で約200%の筋代謝が行われるので、顔貌の変化も相当見込めます。
2週間〜3週間に1度のご通院で6ヶ月10回程度の施術で、ご自身の癖が取れ、歪みの少ない状態を維持していければと思います。
ただし、個人差はございますのでその際は施術スタッフにご相談ください。