こんにちは。
さつま骨格矯正、柔道整復師の中川です。
今回は首の理想の位置、ストレートネックなどについてお話していきたいと思います。
頸椎について
まず首の骨(頚椎)は全部で7個あります。
第一、第二、第七頚椎は別名環椎、軸椎、隆椎とも言います。
身体の背骨は首から骨盤までS字の湾曲を描くことでバランスを保ち、正常に機能することができるのでパフォーマンス性も向上します。
このように綺麗に湾曲しており頚椎が前湾、胸椎が後湾、腰椎が前湾することで綺麗な湾曲を保つことができます。
しかしパソコン、スマホが普及してからストレートネック(スマホ首)が現代病になりました。
スマホの画面を前のめりで見るクセだったり、パソコンモニターのデスクと椅子の高さが合ってなくて覗き見る姿勢となり首が前に出る姿勢となりストレートネック(スマホ首)になります。
ストレートネックになることで姿勢が悪く見えるため身体の見た目にも関与してきますがお顔の歪みにもかなり関わってきます。
ストレートネック
まずはこの画像を見てください。
右がストレートネックで左が正常な頸椎の状態です。
ストレートネックは湾曲がなくなり、まっすぐになることで顔が前に突出しています。
さらに目線と顎の位置が下がってきます。いわゆる顎引きの状態になります。
じつはこの顎引きの状態がお顔にすごく悪影響なんです。
悪影響その1
どのような影響かというとまずひとつ目が二重顎です。
別に太ってる訳ではない、顔が大きい訳でもなくても二重顎になり顔が大きく見えたり、たるみやむくみの原因にもなります。
・頸椎がまっすぐになることで姿勢が崩れ、首の肉がたるむ。
・あご周辺の筋力が低下し、基礎代謝が下がることによって、血行が悪くなる。その結果、老廃物があごの下に溜まりやすくなり、むくむ。
悪影響その2
二つ目の悪影響は機能的な問題です。
顎引きをすることで嚥下障害が起こることあります。
また顎を引く状態ですと上の歯と下の歯が自然とあたり食いしばりとなります。
歯と歯が1日に当たっていい時間はご飯を食べてる時間を含めて1時間未満といわれており、6時間以上上の歯と下の歯が当たっている人をTCH(上下歯列接触症)と病名までしっかりついています。
食いしばりというと歯軋りと一緒で寝ている時にしてるものだと思われがちですが普段から歯と歯が当たっている人も食いしばりをしています。
寝ている際にはマウスピースで歯が折れないようにするしかないですが起きている時と食いしばりが改善できれば寝てる時間より起きている時間の方が長いのでかなりの改善が見込めます。
なのでストレートネックを改善して食いしばりをしない姿勢作りをしっかりやっていきます。
当院の骨盤矯正は骨盤の歪みはもちろん足関節、反り腰、肩甲骨、首にもしっかり矯正していきますのでご気軽のお問い合わせくださいませ。