こんにちわ、さつまスタッフの加藤です。
最近は天候もわるく、気温もすっかり下がって、寒いのが苦手な方は辛いですよね、、、寒さが続く時、やはり大事なのが体温調節です!!寒さが及ぼす身体への影響とは、健康にも、美容にも様々な変化を及ぼします。
今回のブログでは、どのような身体の変化があるか書こうと思います。
寒さが及ぼす身体の変化
重要!!「血行不良」
自論ではありますが、やはり寒さが及ぼす影響で1番重要なのは、この血行不良だと思います。
血行不良には大きく分けて動脈による血行障害と、静脈による還流障害があります。
血行障害
まずは動脈による血行障害の影響についてです。
動脈の役割は、酸素を全身に供給したり、熱を運んだりします。
寒さでなぜ、血行が悪くなるのか…それは自律神経の乱れによるものです。
これは還流障害でも同じですが、自律神経(交感神経)は運動、感動、血圧の低下、ストレス、そして寒さで興奮して作用を発揮します。
自律神経の作用として
- 胃腸の活動を抑える
- 心拍数の増加
- 心臓の収縮力の増大
そして血管収縮!!!!
血管が収縮してしまう理由としては、赤血球による熱の運搬を抑制し、体内から熱を逃げるのを防ごうとするからです。
しかし、同時に
全身への酸素の運搬低下、血圧の上昇、体に不必要な老廃物の排泄もできにくくなります。
これらによって起こり得る疾患として、
- 動脈硬化による
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 心不全などが助長され、肩・首のコリ
も寒さによってなりやすくなると言われます。
酸素の運搬が低下すると、酸素を栄養とする免疫細胞が働きにくくなり、免疫力が低下もします。この時期だとインフルエンザも怖いですよね。冬はとくに乾燥しやすいため、インフルエンザウィルスが活発に活動しやすくもなります。
還流障害
続いて還流障害が及ぼす影響についてです。
還流障害でもっとも有名なのが「むくみ」です。
代表的なものとして、ふくらはぎ(下腿)のむくみで説明します。
静脈の働きは全身の血液を集めるという役割があり、この血液は体に必要な酸素を供給し終わり、二酸化炭素を集め、心臓に運んできます。
この静脈による還流障害が起こると、心臓まで運んでこれない、下腿でうっ滞する形になります。そうするとやはり血液が溜まった状態、「むくみ」となるのです。