こんにちは!
柔道整復師 古川です。
コロナの感染者数も多くなってきて、中々外出ができず、
家に籠りっぱなしの方も多いのではないでしょうか?
こんな時期でも朝日をしっかり浴びなければ、体内時計が崩れ、寝つきが悪くなってしまいます。
寝つきが悪くなるとストレス等も相まって歯ぎしりなどに影響してきます。
今回はそんな事などにも影響がある筋肉のブログになります
咬筋とは?
まず、咬筋とは何か?の説明になります。
人間が物をかむ時に使う咀嚼筋群と言われる括りの1つで、文字通りかむ時に活動する筋肉です。
簡単に言うと、頬の骨の頬骨という骨から、エラの部分の下顎骨という所にかけてある筋肉です。
咬筋の主な働きは、会話、食事、くいしばる時など下顎の動き全てに関与してきます。
咬筋は、硬い物でも噛み切れる様にとても強い筋肉になっており、何十キロの重さを上げられるくらいの力があると言われてます。
それだけ力が強い分、硬くなってこりになると、顔には色々な影響が表れます。
歯と歯がくっついているだけで、あごに負担がかかっている!?
歯は髪の毛1本を判別できるほど敏感です。
歯に何かが当たると、脳に「噛め」という指令が届き、噛むための咀嚼筋群に力が入ります。
そのため、会話、食事をしていなくても、歯と歯が接触しているだけで、咬筋などに力が入り、あごに体重の1.5倍~2倍の力がかかってしまうのです。
咀嚼筋群は自律神経とも関係する
咀嚼筋群は自律神経とも関係が深く、
ストレスがかかると自律神経のうちの交感神経(活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時にはたらく)が優位になり、
体は食いしばってストレスに対応しようとします。
反対に、食いしばることによって交感神経にスイッチが入り、眠りが浅かったり、イライラしたり、疲れやすい状態などをつくり出してしまいます。
エラは骨ではない!?
エラ張りは生まれつきと思っている人も多いでしょう。
実はエラは骨ではなく、肥大化した筋肉になります。
咬筋がある部分は丁度エラの部分にあたる為、咬筋が凝り固まって肥大化することによってエラが張って見えるのです。
エラの張りをそのまま放っておくと、筋肉だけでなく骨格も下に落ちて広がります。
顔は横広になり、口角が下がっていきます。
ですので、咬筋をマッサージや体操をおこなって筋肉をほぐせば、エラの張りがとれて、四角い顔が卵型に変わることもあります。
エラの張りは意識をすることが大事になってくるので、少しでも気になるなら相談からでも受付しております。
TEL 03-5468-0910