どうも皆さんこんにちは!
鍼灸マッサージ師の長田でございます。
何ともインパクトのあるタイトルで始まりましたが、さて、このデ○ズニーランド性腰痛とは何ぞやというご説明をさせていただきましょう。
デ○ズニーランド性腰痛とは?
ハッキリと申し上げます、これはワタクシが造った名称、いわば造語でございます。
解釈は皆さまにお任せします!!
夢の国(海でもいいです)で一日たっぷり遊んだ翌日、「何だか腰が痛くなっていてダルい」なんて経験のある方は多いと思います。
10代の方々にはまだまだ縁遠い事でしょうが、筋肉量が減ってくる20代からは要注意です!!
デ○ズニーランド性腰痛は何が原因なの??
それはズバリ、同一姿勢と姿勢不良です!
これはどちらも、日本人の9割以上の方々に当てはまる事でしょう。
もうぶっちゃけると、とにかく姿勢が悪いんです!!
同一姿勢と姿勢不良って??
まず、同一姿勢(どういつしせい)とは、長時間に渡り同じ(悪い)姿勢で過ごしてしまうが故に、カラダに負担を掛けてしまう事を言います。
姿勢不良(しせいふりょう)は、もう読んで字の如くですので割愛します。
例えば、皆さんが机の上で作業をする際や、列に並ぶために立ったままジッとしなければならない場合、数十分を境にカラダがどんどん勝手に姿勢を変えていた、なんて経験はありませんか?
それもその筈です。
人間が姿勢を維持出来る筋肉の限界は通常30分までと言われています。
建物は姿勢が悪いと倒れてしまいます。ロボットやプラモデルも同様です。
では人間はどうでしょう・・・
人間は倒れない代わりに筋肉が引っ張ったりして支えてくれています!
そしてその筋肉には疲労が溜まり、それがやがて痛みに変わってしまうのです。
ですが、良い姿勢を維持し続けるにも限界があります。
「悪い姿勢を取ったら、その穴埋めにストレッチをする!」
このぐらいのスタンスで考えていただけたら大丈夫です。
夢の国ではどんな時に姿勢が崩れちゃうの??
さていよいよ本題です!
どう言った時に姿勢が固まってしまうのかというお題ですが、
これはもう圧倒的にアトラクションの待ち時間でしょうね!
夢の国のキューライン(アトラクションを待つ時に並ぶ所)は、ゲストに長時間並んでいる意識を持たせない為に、
内装やバックグラウンドストーリーを凝らしたり、一直線にならないよう列がクネクネ曲がるように通路が造られていたり等と、D社さんO社さんの素晴らしい企業努力のおかげで、待ち時間もアトラクションの一つとして楽しめるように造られています。
そのため!!
そのように楽しんでいる間にも、知らず知らずのうちに同一姿勢を取ってしまいガチな事をつい忘れてしまいます!!
中には手すりを設置しているアトラクションもございますので、見つけたら寄りかかっちゃうのもアリです!
最も注意すべきはショーパレの待ち時間??
夢の国では、昼前・昼過ぎ・夕方などにパレードのルートを左右で挟むように沿って、地べたに座り込む人の列が度々見られます。
楽しいパレードを最前列・良いポジションで観ようと数時間前から、また人によっては開園と同時に場所取りの為に地べたに座りっぱなしの方もいるそうです。
その地べたへの座り方が注意です!
ほとんどの方がそのまま、もしくはレジャーシートを敷いた状態で体育座りをしてしまっています。
皆さん義務教育の中で散々この座り方をやらされた事と思いますが、最近では体育座りは・・・
「内臓を圧迫し、腰にも負担をかけるので廃止していただきたい。特に小さな子は身体に大きな負担がかかるため、脊椎側弯症になったり、肺の圧迫で呼吸困難になる可能性が非常に高いです」と、港区のホームページにも書かれているほど、やってはいけない姿勢なのです!
しかも、秋冬の地べたは言うまでもなく冷たく、接地面であるお尻が冷やされてしまい、結果的に腰を冷やし、全身を冷やしてしまいます。
炎症以外で身体を冷やしてもイイ事はほとんどありませんので、お気をつけください。
ベストはもちろん正座ですが、流石に周りから浮いてしまうと思いますので、
なるべく腰を曲げず、お尻と腰を冷やさない工夫を心掛けて座りましょう!
※コレはあくまで一例ですので、座り方や待機場所などはマナーの範囲内でお願いします。
最後に・・・
最近では、折り畳みクッションなどもございます。
バッグやリュックに入りやすい便利グッズは世の中にたくさんあります。
個人的なオススメ対策としては・・・
⚫︎腰やお腹にカイロを貼る→もちろん夏以外です。
⚫︎適度にベンチ(背もたれのある椅子)で休憩を取る→蒸気船や汽車の座席が特にオススメです。
⚫︎適度にモモ・ふくらはぎのストレッチを行う→立ちながら出来ます!
是非、工夫をした上で、痛みを持ち帰る事なく、
素敵な旅のひとときをお楽しみください♪