こんにちは、さつまスタッフ丹下です。
皆様ゴールデンウィークは何処かにお出かけされましたか?!
さて、さつまでは皆様の健康と美容のお役に立てるよう、日々勉強に励んでおります。定期的に行われる院内研修や朝のセミナー、レポート課題、筆記試験や実技試験を行なって常に知識や技術をインプットしてアップデートしています。そこで大事になってくるのがやはり解剖学。
一に解剖学、二に解剖学、三にも解剖学です。
複雑な身体の構造の位置関係を理解することはとても重要になってきます。
そこで、私が今回紹介する本は
『ネッター 頭頸部・口腔顎顔面の臨床解剖学アトラス』
Neil S. Norton 著、前田健康 監訳 (医歯薬出版株式会社)
です。
(この写真は第一版ですが現在は第2版が出版されています。たくさん付箋が付いていますね、、、、、、!)
この本は頭頸部・口腔顎顔面の解剖学書で、歯学部の学生、専門家や歯科医師の為の本であります。他のどの治療院よりも顎顔面の矯正を得意としているさつまならでは、なくてはならない、さつま書庫の中でも最も使用頻度が高い、まさにバイブル的一冊です!!!!
まず、凄い点としては骨の部位や名称、筋肉が何処から始まって何処に終わるかという起始停止が事細かく書かれている点。
例えば、咀嚼筋の一つである内側翼突筋に当てはめてみます。
大まかな教科書ですと
起始部が翼突窩
停止部が下顎枝の内面
と、書かれています。
こちらの本ですと、
起始部は内側翼突筋深層が翼状突起外側版内面
内側翼突筋浅層が上顎結節 口蓋骨錐体突起
停止部が下顎枝内面と下顎角(翼突筋粗面)
となります。
このようにかなり詳しく書かれています。お顔というミリ単位で印象の変わる部位への施術には起始部停止部を細かに理解するこはとても重要ですね。
また、ネッターと呼ばれるこの解剖学書の素晴らしい所は何と言ってもネッター博士によって書かれた美しくわかりやすくそして精緻なイラストの数々!!!!それはネッター博士自身が医学博士であるから出来ることです。
そして、耳下腺について書かれているチャプター6は、さつま総院長が通っている鶴見大学歯学部の佐藤哲二教授が訳を書いてるんです ^ ^
私の好きなページはここです♪
キレイな絵ですね!しかもパッと見てとてもわかりやすいです。
さつまで出される課題レポートも勿論ネッターを読んで書いてます。体調を崩しやすい5月のこの時期、そんな時は是非さつまにいらして下さい。
歪みを整えて身体も心も元気にしていきましょう!