本日は、マスク生活が与える顎関節への影響についてお伝えしていこうと思います。
もう3年間くらいマスク生活が続いていて、これからもしばらくは続いていきそうです、、
実際マスク生活により顎関節症の患者様も増えてきています。
顎関節症とは、顎関節に痛みがあったり、音が鳴ったり、口の開閉がしずらくなっていたりと症状は様々です。
マスクが顎に与える影響
どうしてマスクをしていると顎に悪影響を及ぼすのでしょうか。
大きく2つの原因が考えられます。
原因その1
マスクをしているとあまり大きく口をうごかすことが少なくなり、顎の違和感になかなか気づかない。
口の開きにくさや違和感を感じるのが遅く、気付いた頃には結構重症化しているパターンが増えています。
また、あまり口を動かさなくなると表情筋なども動きが悪くなり、たるみの原因にもなります。
筋肉は定期的に動かしていないと動きが悪くなり、小さな違和感に気づけないことでいつの間にか顎関節症になっているケースがあります。
原因その2
マスクで呼吸がしずらく、顎に力が入り顎を前に動かしたり、無意識のうちに口呼吸している。
また、マスクで耳を少し締め付けられてると思います。
そうすると側頭筋をはじめ咬筋も緊張状態に入りやすくなり、食いしばりだけでなく頭痛の原因にもなります。
また、食いしばりや口呼吸は顎関節症の原因だけでなく、見た目にも大きく関係します。
マスク生活と上手く付き合っていくには
以上の2つ以外にも感染症により、在宅やテレワークなどが増え、悪い姿勢や画面に集中する機会が増えることも顎に不調をもたらす原因の一つです。顎関節症は顎回りの影響だけでなく、うつ病や肩こりなど身体全体に悪影響を及ぼします。顎関節症の一番の原因は食いしばりなので、マスクの中では唇は閉じて上の歯と下の歯は少しだけ開けておくことをお勧めします。グッと噛みしめるのと、上の歯と下の歯が長時間接触しているのでは、後者の方がトータルの顎の負担は大きくなります。
これからも続いていくマスク生活と上手く付き合っていくためにも、マスクを家で外した際は頬やこめかみをマッサージしたり
イーウー体操をして表情筋を動かしたり、口を開ける時違和感がないかなど確認しましょう。
当院では、外側からのマッサージだけでは触れられない箇所の筋肉も口の中からアプローチしております。
重症化する前にご来院お待ちしております。
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