こんにちは!
柔道整復師の田村です。
今回は当院でおこなっているミルキングという手技についてお話ししていきたいと思います。
ミルキングとは
そもそもミルキングって何かというとオイルやクリームを塗って、筋肉に沿って指で圧を加えながら流していくような手技になります。
語源
その語源は牛の乳を絞る時のように優しく組織よ寄せてくるような動作が似ていることからミルキングと言われています。
医療現場でもつかわれている手技で、筋挫傷や肉離れといった筋肉のお怪我に対して行うことが多く、血流の改善を促すことで人間が守っている修復能力(自然治癒力)を高めることができる手技となっています。
当院のミルキングについて
そのミルキングを当院ではお顔に施していくことにより、お顔の筋肉のストレスが取れるとともにリンパや唾液腺、涙腺にも刺激が加わることで、加齢に伴う分泌量の減少改善にもなると考えております。
さらにご自身のお体にもともと持っている美容成分(コラーゲンのようなもの)が皮下脂肪のさらに奥の方で分泌が促進され、肌の表面だけではなく筋肉レベルでのハリやモチモチ感が実感できるようになりリフトアップもきだいでくるような施術となっております。
当院のアプローチ方法
では実際にどこにアプローチしていくのかお話ししていきます。
①首肩まわり
お顔の歪みと体の歪みの連動性について何個か前のブログでもご紹介させていただいたのですが、姿勢もお顔の歪みに大きく関与してくるので、まずは首肩周りの姿勢を悪くさせてしまう筋肉をほぐしていきます。
②顎の下あたり
つぎに、舌骨上筋群に対して刺激を入れていきます。舌を上げたり口を開けたりするための筋肉になります。こちらも以前ご紹介させていただいた正しい舌の位置というところに関連づいてきますのでそちらをご覧ください。また、三大唾液腺にも刺激が入るので唾液の分泌を促進させ、口内環境や腸内環境の改善、虫歯や口臭の予防にも繋がっていきます。
③頬まわり
つぎに、食いしばりの代表的かつ一番力の強い咬筋をほぐしていきます。
皆様ご存じの通りエラの張りや頬骨のでっぱりなどにもつながる筋肉になります。
つぎに、表情筋にアプローチしていきます。
表情筋は内側から外側に向かってつく筋肉なので筋肉の作用で外方向に引っ張られ、重力によってどんどん下に垂れてきます。皆様も無意識のうちに化粧水を塗ったりするときに内側(鼻側)から外側(もみあげ側)に伸ばしていませんか?
表情筋が垂れてくると涙袋の下のライン(ゴルゴライン)が出てきたり、ほうれい線(ブルドッグライン)が濃くなったり、口角のところから真下に走るシワ(マリオネットライン)が出てきたりしてしまします。
当院では反転させていくために下から上に、且つ外側から内側へアプローチをかけていきます。
④目のまわり
つぎに、目元の方にいきます。
雛眉筋(すうびきん)という筋肉は読んで字の如し眉の形をした筋肉で、眉間に皺(しわ)を寄せるような動きをします。目の開き具合や、眼精疲労、また涙腺も近くにあるのでそちらの分泌も促進させていくようなアプローチをかけていきます。
最後に口角周りの口輪筋という筋肉をほぐしていきます。
口角の左右差や口元周りのしわ、たるみにもつながる筋肉になります。
ここまでがミルキングになります。
ミルキングと同時にやることがあるリコイルという手技もあって、こちらは骨に対して刺激を入れることで骨から変えることができ、最初の方でもご紹介させていただいた体内から分泌される美容成分がとても多く分泌されるような手技になります。
こういったいろんな箇所にいろんな方法でアプローチをかけていきます。
当院施術者は全員医療国家資格保有者なので、解剖学や生理学の知識を元に施術を行なっていきます。
皆様是非この機会にご予約、ご来院心よりお待ちしております。
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