こんにちは。さつま骨格矯正 表参道青山院 院長の古川です。
皆様、正しいベロの位置は知っていますか?
ベロの機能が低下しますと、顔のたるみやフェイスラインが
綺麗に出てこなかったりと、お顔にも影響がたくさん出てきます。
そんなベロについてお話ししていきたいと思います。
ベロがこんな形になっていませんか?
まず初めにベロの形から確認していきましょう。
左のベロが正常の形ですが、皆様は右のように縁がギザギザしていませんか?
これは歯痕舌(しこんぜつ)と呼ばれるもので、縁に何らかの原因で歯形がついている状態です。
【歯型の原因】
- 低位舌
- 歯並びが悪い
- 舌が大きい・舌が厚い
- 食いしばり・歯ぎしり
- 舌のむくみ
- 舌癌の場合も
さまざまな原因が考えられますが、
多いのは低位舌(ていいぜつ)や舌沈下(ぜつちんか)と呼ばれる
ベロのポジションが悪くなっていることが大きいとされています。
正しい舌ポジション
正しい舌のポジションは上顎の前歯より少し手前にある舌スポットと
呼ばれるところにあるのが理想的です。
ら行を発音するときには必ずあたっているので
わからない場合はらりるれろと口を動かしてみるとわかりやすいです。
前歯に当たっていたり上下の歯の隙間に当てていたりするのは
間違ったポジションなんです。
この位置にあたっていると口呼吸になったり、
いびきが増えたり、舌で歯を押し当ててしまうため
歯列に影響が出てきたりします。
機能としては誤嚥につながったりしてきますので注意が必要です。
また、舌は姿勢とも関係があり、猫背や前重心になると、
舌は重力で下前方へ下がってしまうので気をつけましょう。
低位舌を改善するには
低位舌を改善するためには
MFT(口腔筋機能療法)で顔の筋肉と口腔内の筋肉のバランスを
整えることが大事です。
①スポットポジション
まずは上記のポジションに舌を置く。
初めはしんどいかもしれませんが意識が大事です!
②ポッピング
正しい舌の位置から勢いよく下に落としてポンっと音を鳴らします。
筋トレのように10回1セットとしてやっていくとわかりやすいと思います。
③スワロー
舌が上に上がっている状態で水を飲む。
ここが慣れてないと難しいところです!
ですがうまくできないと舌の使い方、また顎下の舌骨上筋の機能の
悪くなってきます。
少しずつ挑戦して、機能を回復していきましょう!
他にも色々ありますが、今回はわかりやすいものを簡単にご説明させて
いただきました。
舌は筋肉の塊です。鍛えたり、衰えたりしていくものですが、筋肉の代謝は3ヶ月〜6ヶ月で全身の筋肉は生まれ変わっております。
この期間にいかに刺激を加えて、代謝の方向を誘導していくかが大事になってきます。
その刺激が入りやすいのは、粘膜である口腔内です。
当院ではその口腔内から粘膜を介して刺激を入れてあげることで変化を促進していきます。
もちろん、今回お話ししていきました舌の機能に関わる筋肉にも刺激を入れていきますので、機能の改善をしながら、審美にも力を入れておりますので、皆様是非この機会にご予約、ご来院心よりお待ちしております。
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