頭蓋骨矯正の真実

皆さんこんにちは、院長の粟津です。
今回私が書く内容は頭蓋骨矯正についてです。

よく耳にする矯正法ですが、当院ではその矯正法に警鐘を鳴らしています。
施術内容は力任せに外方より四方八方から圧迫をかけるのが主なようで、頭蓋骨を詰める、動かす、小さくするといった理論みたいです。
頭蓋骨は14種22個(舌骨は含まない)がパズルのように組み合わさっているので一見してみれば理に適って効きそうではあります。(下顎骨は別で側頭骨と関節します)
ですが頭蓋骨の連結は関節ではなく縫合と呼び、その可動性は㎛ほどしかもたないと言われます。この可動性は見た目を変えるような仕組みではなく機能性にあります。
アメリカ発祥であるカイロプラクティック、それと並び有名な徒手療法「オステオパシー」の母A.T.スティルによれば頭蓋骨はわずかに動き、呼吸しているようです。
これを一次呼吸といい、脳脊髄液の循環に関与していて、一般的に認知されている肺呼吸は二次呼吸と定義されています。
故に頭蓋を詰めたり、柔軟性を欠くことは一次呼吸を止めてしまい、脳脊髄液の循環が悪くなり、外力を逃がす作用もなくなります。
また、頭蓋骨の中には脳が入っています、圧迫して良いわけがないです。

 

こうなってしまうと、頚肩凝り、腰痛等は勿論!果ては内臓やその他器官の疾病を引き起こします。
受けたことのある患者様よりそのようなお話しも聞いたことがよくあり、オステオパシーでそういった疾病を治した実例が無数にあります。
通常、頭蓋だけでなくその他関節にも言えますが、歳を取れば水分量は減少し(大体赤ちゃんでは80%の水分量を誇りますが、80歳位では約半分の40%位と言われます)
柔軟性に欠き、重力に負け、わざわざ詰めなくても詰まります。※顎関節は緩みます。
俗にいう頭が硬くなることです!※医学的にもラムダ縫合が最後に骨化しますが、40~50歳位です。
では、歳をとると皆さん小顔なっていってるでしょうか?違いますね!小顔効果はありません、体調を悪くするだけです。
美しさの根源はまず、健康であることです。
また一度で治る、一生維持が出来ると謳っている、頭の形を変えるといった謳い文句についても一度しっかり考えてみてください。
日々の癖やダメージの蓄積が歪みや痛みを誘発するものなので、それを一度で全てを治し、一生は必ず維持できません。
もしできるのであれば、そもそもそこにはそれほどの影響力や原因がないと言えます。※外科的な処置は例外です。
要するに不変的なものを対象とすれば可能であるといえます。
ですがそのようなものはたとえ人工物であっても摩耗や老朽化はするのでこの世にありません、さらに不変的であればそもそも変化しません。
当院の理論と施術は可変的な物を、医学的な見地より行います。

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