ストレスと東洋医学の関係〜ストレスに効くツボ〜

こんにちは!
鍼灸按摩マッサージ指圧師の永濱です。

コロナで、リモートワークという言葉をよく耳にするようになりました。
在宅勤務や、梅雨による運動不足などで、ストレスが溜まっている方も多いんじゃないでしょうか?

そこで今回は、東洋医学の観点から、ストレスについてご紹介させていただきます。

「五臓」の中の「肝」について・・・

「五臓」は、一般的に「肝・心・脾・肺・腎」のことを指します。

今回は、この中の「肝」についてお話します。
では、なぜ「肝」についてなのか???

東洋医学では、「肝」とストレスの関係を重要視することが多いからです。
それでは、「肝」について簡単に説明していきます。

「肝」の主な働きは・・・
・体中の「気」の流れを調節する

・筋組織や、腱、靭帯を養う
・「血」をストックして、全身の血流量を調節する

などがあり、

「肝」の働きが弱まると・・・
・イライラしてストレスが溜まる

・落ち込みやすい
・筋がつる、目が疲れる
・爪が白っぽくなる、割れやすい
・生理不順、貧血、頭痛

などの症状がみられてきたりします。

つまり、「肝」の働きが弱まると、体中の気血がうまく回らないということになります。
「気」がとどこおる

    ↓
イライラしてストレスを感じる
というわけですね!!

ストレスが続くと、意欲が低下したり、疲れやすくなったり、不眠や記憶力の低下などにつながります。さらにそのストレスを放っておくと、自律神経の働きが乱れて、あらゆる不調を引き起こします。免疫力も低下して、病気にかかりやすくなってしまいます。最悪の場合、うつ病などの心の病気になるケースも・・・

ですので、こまめにストレス解消してあげることが、とっても重要です!

ストレスに効くツボを押してみましょう!

①百会(ひゃくえ)

場所:頭頂部。左右の耳の先端を結んだ線と正中線が交差するところ。
押し方:両手の人差し指で頭の中心に向かって押す。10〜20回くらい、ゆっくりと押して離しましょう。

②太衝(たいしょう)

場所:足の甲。足の親指の骨と、第二の指の骨の交わるところの前の凹み。
押し方:深呼吸しながら、ゆっくり押してみてください。ストレスが強め、イライラ症状の激しい方は、やや強めの刺激がオススメです。

③合谷(ごうこく)

場所:手の甲。親指と人差し指の骨の間の、やや人差し指側にあるところ。
押し方:親指で、気持ち良いと感じるくらいの強さで、やや強めに押しながら揉みます。両手をそれぞれ約30回程度繰り返すと効果的です。

ツボ刺激は、いつでも手軽に一人でも出来るので、ぜひ空き時間で行ってみてください!

どうか皆様が少しでも元気で健康に過ごせますように☆

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