睡眠と顎関節

こんにちは、表参道院柔道整復師の工藤です。
本日は、顎関節と睡眠の関係についてお伝えしていこうとおもいます。

日本人の20%は慢性的な不眠と言われていて、国民病とも言われています。
また15%は日中にひどい眠気を感じています。
60歳以上では3人に一人が睡眠問題をかかえています。

不眠症と不眠

不眠と不眠症は違います。
不眠は誰しも経験があると思いますが、眠ろうとしているのに眠れない日があっても数日か数週間でまた眠れるようになることをいいます。
不眠症とは、長期間にわたり夜間の不眠が続き 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下すると不眠症と呼ばれます。
不眠症には。倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振などの症状があります。
不眠症の原因はなんなのでしょうか。

睡眠時間

上記に不眠症の定義を書いた通り、睡眠時間と不眠症は関係ありません。
4時間睡眠で充分な人もいれば9時間睡眠でも足りない人もいます。
睡眠時間は人によって様々なので、少ない睡眠時間でも日常生活において支障がなければ不眠症ではありません。

不眠症の原因

何が不眠症の原因なのかというと主に、
ストレス、高血圧や糖尿病など身体の病気、うつ病などの心の病気、薬や刺激物、生活リズム、環境などがあげられます。
その中でも、高血圧やストレスは顎関節とおおきな関係があります。

睡眠と顎関節

顎関節のまわりには血管、重要な神経が通っており、筋肉が緊張すると首や肩にも力が入り多くの筋肉が緊張すると
副交感神経(リラックスしてるときの神経)ではなく、交感神経(興奮時の神経)にスイッチが入ってしまいます。
こうした自律神経の乱れから不眠を引き起こしたり、睡眠中の歯ぎしりの原因にもなります。
また、高血圧は想像の通り筋緊張により血管へのストレスによるものです。
食いしばりは睡眠中ではなくても約8割の方が無意識にしてしまっており、
筋肉がずっと緊張状態のため高血圧にも関係してくるのです。

顎回りの筋肉を緩めることで、不眠や顎、顔の問題だけでなく全身の不調が緩和される可能性があります。
色々試しているがなかなか良くならない身体の不調も、原因の分からない不眠症も顎関節周りが原因かもしれません。
心当たりのある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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