こんにちは!柔道整復師の武藤直也です!
今回はたるみについて説明していきます。
顔のたるみは印象に大きな影響を与え、実年齢より老けて見える原因となります。
そんなたるみの原因と予防法を紹介していきたいと思います。
たるみの原因
1、皮膚の柔軟性の低下・弛緩
表皮は乾燥することで薄くなり(菲薄化)角質はしばしば厚みを増す。
真皮層においては紫外線により活性酸素が発生します。
活性酸素は肌にとってバネの役割を果たしているコラーゲンやエラスチンなどの支持構造を破壊しハリがなくなってしまいます。
2. 皮下脂肪組織の構造変化と減少
脂肪組織は加齢に伴い下方へ移動していく。
加齢による容量変化は様々であり。一般には上中顔面の脂肪は減少し、下顔面や頸部の脂肪は増加傾向にある。
過度な脂肪組織の増加や過度のダイエットによる脂肪組織の減少はたるみの大きな原因となります。
3. 筋肉の筋力低下
中顔面では加齢とともに筋は徐々に短縮して筋緊張した状態であるとされている。
一般に加齢とともに筋の動きが悪くなり無表情な顔貌を示すことも多いが一方で収縮の増強・筋緊張は表情ジワをつくる。
皮下にはSMAS(superficial muscular aponeurotic system)という線維状の表情筋の筋膜が存在ししている
頬の外側においては厚みがあり加齢とともに下垂する。
美容整形のフェイスリフト手術はこのSMASを切除して縫合、挙上する手術が基本となっている。
たるみの予防法
紫外線と乾燥対策
美肌の大敵ツートップとも言える、紫外線と乾燥。これらのダメージから肌を守るには、日常のスキンケアが肝心です。天気や季節に関わらず、日中は日焼け止めを塗って紫外線をカットし、朝晩の保湿ケアもしっかり行ないましょう。
スキンケアは顔の外から中心、下から上へ向かって、優しく促すように塗り中顔面にボリュームを持たせることでたるみやほうれい線の予防になります
不良姿勢の改善
普段からスマホやパソコンを使用することで首が前に傾きストレートネックや猫背になっている方が多く見受けられます。
そのような姿勢だと人間の身体は、首の後ろ側の筋肉がぎゅっと縮み、頭の後ろ側の筋肉が下に引っ張られます。すると、顔も全体的に下方向に引っ張られた状態になり、自然と口角が下がりへの字口になってしまうのです。つまり、猫背の姿勢を続けることは、肌を下へ引っ張り続けているのと同じようなものです。
人によって猫背や不良姿勢になる原因は様々です。その人の歪みや筋肉バランスを見極めてその人に合わせた治療やトレーニングを行うことをおすすめします。