顔は何をもって美しいと判断するのか?歪み、整顔、美顔の矯正法

皆さんこんにちは、院長粟津です。
今回私の書く内容はお顔の要素についてです。

顔は何をもって美しいと判断するのか?

何の事か分かりずらいかもしれませんが、要するに顔(見た目)において何が重要なのか、何をもって美しいと判断するのか?
言われてみれば当たり前ですが、世間の風潮やそれらしい言い回しに惑わされ、踊らされてないかをこれで改めてみて下さい。
まず以前にも少し書きましたが、さつまでは大きくお顔を3つの組織で捉えます。

顔の3つの組織


①お肌(表層組織)
②筋肉、軟部組織(中層組織)
③骨(深層組織)

その中で1番重要視しているのが②の筋肉、軟部組織です!

骨ではなく、なぜ筋肉が重要なのか

ここで皆さんは疑問(?)を抱くはずです、骨じゃないの?と、それこそが世間の情報に踊らされている証拠!
その理由を患者さんのお悩みにごとに分けて説明していきます。

たるみ、しわ、ほうれい線

種々の原因がありますが、何の組織を指しているかというと表情筋(膜)やSMAS筋膜、リガメントのたるみ(たわみ)の事です。

これらは全て筋筋膜、靭帯(リガメント)なので軟部組織になります。
皆さんも考えてみてください、たるみを指す際に骨がたるんできた、骨のたるみが気になるという概念、表現をされるかどうか?

ゆがみ

大前提としてもちろん骨格的要素も大きく関与はしてはいます、主に受け口や末端肥大症による面長、アデノイド顔貌、顎骨の過・劣成長や口蓋裂等。
ですが、実際患者さんのお悩みでよくお伺いするのは、
目の高さや大きさ、口角の高さ、頬(肉)の高さ、フェイスラインの左右差、鼻の形など、
これらは全て軟部組織の形やボリューム感、配置のズレによっておきているのです。

そして軟部組織は骨より表にあるので、骨より軟部組織の方がお顔立ちに多大な影響を与えます。
例えるなら、いくら綺麗な下書き絵でも上からのペン入れや色塗りによって絵の完成度や模様はガラッと変わりますよね?つまりそういう事です!

小顔


成長期を過ぎた骨格というものは形は変われど、大きく(㎝)長さが変化することはありません。
※身長の伸び縮みは関節のずれ(円背やO脚)や椎間板の減少等の関節性のものです。

手技で頭蓋骨が小さくなるような事はありません。
小さくなるのは浮腫みがとれたり、脂肪、筋量の減少によるものがほとんどです。
外科手術みたいに質量を物理的に増減させる方法以外は、軟部組織の減少によって小顔になるんです。
※骨格的に小顔にみせることも可能ではある。

矯正期間

お肌の代謝は約1ヶ月程度と言われます、しかし某有名店でも結果が出ているように筋肉の代謝は大体3ヶ月くらいはかかります。


最後に骨ですが…さつまではもうお馴染みかもしれませんが骨の矯正期間は約3年位かかると言われます。
※年齢や性差は勿論、ips細胞の山中先生は約5年くらいだとおっしゃってました。

ですから医学的なエビデンスの基、骨を完全に変える、安定させるにはそのくらい時間をかけ矯正しなければならないのです。

最後に「顔は何をもって美しいと判断するのか?」

顔は軟部組織によって美しさを判断します。
美人orイケメン、ブスorブサイクこの違いも軟部組織がほとんどです。
なぜなら骸骨やレントゲン上(骨格的要素のみ)でこれの判断はできないですよね?

目の一重、二重、唇や鼻の形、全て軟部組織の問題です。
なので実は骨の美しさ【美骨】を目指していません!

私の第一優先は美しい軟部組織を目指すことです!!!

結果的に美しい軟部組織のお顔を3年していただければ、骨も同じ形になっていきます。

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