前回のブログでは自律神経の乱れが食いしばりに繋がる記事でしたので今の季節と自律神経の関係性について書いていこうと思います。

●冬になるとこんな症状ありませんか？

「冬になると疲れやすい」「肩や首がガチガチになる」「寝ている間に食いしばっている気がする」

こうした不調を感じる人は少なくありません。特に冬になるとこのような症状が出てくる場合は冬特有の自律神経の乱れが関係してるかもしれません！

●自律神経とは？

呼吸、体温、血流、筋緊張などを無意識にコントロールしてくれる神経です。興奮状態の「交感神経」と、リラックス状態の「副交感神経」がバランスを保つ事で体は安定した状態を保っています。しかし冬は、この切り替えが鈍ったり上手くいかなかったりすることが多くなります。

●なぜ冬に乱れるか？

①「寒い」に対する体の防御反応

②寒暖差の影響

③日照時間が短い

●寒さに対する防御反応

気温が下がると、体は熱を逃がさないように血管を収縮させ、筋肉を緊張させて体温を維持します。この状態が続くと交感神経が優位になり、無意識に力を入れ続けることが寒さ対策をしています。首・肩・顎に力が勝手に入るのもこの状態の代償といえます。

●寒暖差の影響

屋外の冷えた空気と、室内の暖房による温度差はみなさんストレスとして感じてませんか？それは自律神経にとっても大きなストレスです。体は短時間で体温調節を繰り返さなければならず、その負担が積み重なることで神経のバランスが崩れていきます。

●日照時間が短い

太陽の光は体のホルモンバランスも整えてくれたり良いことばかりです。冬になり日光を浴びる時間が減ると、体内リズムが乱れやすくなり、副交感神経が働きにくくなります。その結果、興奮状態が続き眠りが浅くなったり、夜間の食いしばりが強く出ることもあります。

このように冬の自律神経の乱れは、気合いや意識では改善が難しいです。だからこそ、力を抜こうと頑張るよりも、体が緊張しやすい状態にあることを理解し、首・姿勢・呼吸・顎まわりをやさしく整えていくことが大切です。

前記事でも自律神経の乱れから食いしばり、顎の緊張そして歪みやエラはりなど様々な症状が出てくるとありましたが、冬は特に注意が必要です！

癖づくと春、夏、秋も同じように自律神経の乱れが続く恐れもあります、、。

冬に感じる不調は、体からのサイン。

自律神経の視点で体を見直すことで、食いしばりや顔の歪みの改善にもつながっていきます。

当院では独自の口内法という施術で食いしばりの改善や、自律神経の調整も行なっています。

この機会にメンテナンスしてみてはいかがですか？

ご来院是非お待ちしております！！