最近は朝晩の冷え込みも強くなってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は前回に続き、「食いしばり」について詳しくお話していきます。
「ただ歯を噛みしめているだけ」と思われがちな食いしばりですが、実はお顔やお身体にさまざまな影響を与えることがあります。
食いしばりの力は想像以上に強い?

突然ですが、歯をぐっと噛みしめたときにかかる力は、どれくらいだと思いますか?
実は、食いしばる力(咬合力)は約100kgほどになるともいわれています。
飴や氷を手で割るのは難しくても、歯では噛み砕けますよね。
それほど顎の力は強いということです。
この強い力が、顎関節や筋肉、歯に繰り返しかかることで、さまざまなお悩みにつながる場合があります。
顎関節やお顔への影響

食いしばりによる負担が顎関節に集中すると、
- 顎の痛み
- 口が開きづらい
- 顎の違和感
などにつながることがあります。
また、筋肉への負担が強くなると、
- 頬のだるさ
- フェイスラインの張り感
- エラ張り
など、お顔まわりのお悩みにつながるケースもあります。
特に「咬筋(こうきん)」という筋肉は、頬骨から下顎につながっているため、負担が続くことで筋肉が緊張しやすくなります。
食いしばりと頭痛の関係

噛むときに使う筋肉は、咬筋だけではありません。
「側頭筋(そくとうきん)」という、こめかみ周辺の筋肉も関係しています。
こめかみに手を当てながら歯をカチカチすると、筋肉が動くのがわかる方も多いと思います。
この筋肉が緊張すると、
- 頭の重だるさ
- 緊張型頭痛
- こめかみ周辺の張り感
などにつながることがあります。
さらに、噛む筋肉は首や肩まわりとも連動しているため、首肩こりを感じる方も少なくありません。
歯への負担にも注意

強い食いしばりが続くと、歯に大きな負担がかかることがあります。
例えば、
- 歯のすり減り
- 知覚過敏
- 詰め物が外れやすい
- 歯ぐきへの負担
などです。
気になる症状が続く場合は、歯科医院で相談されることもおすすめです。
「歯を接触させる癖」に要注意

本来、リラックスしている状態では上下の歯は接触していません。
しかし近年では、無意識に歯を接触させ続けてしまう
「TCH(Tooth Contacting Habit/上下歯列接触癖)」
と呼ばれる習慣が注目されています。
デスクワークやスマホ操作中など、気づかないうちに歯を合わせている方も多いです。
まずは、
- 上下の歯を離す
- 力を抜く
- 顎をリラックスさせる
ことを意識してみましょう。
小さな意識の積み重ねが大切です。
食いしばりが気になる方はご相談ください

- 食いしばりをしている気がする
- 顎やお顔の疲れが気になる
- エラ張りやフェイスラインが気になる
- 頭痛や首肩こりがつらい
このようなお悩みがある方は、一度ご自身の状態を確認してみることも大切です。
「さつま骨格矯正」では、お顔やお身体のバランスを確認しながら、丁寧にカウンセリングを行っています。
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
季節の変わり目ですので、皆さまも体調にお気をつけてお過ごしください。