姿勢と顎の関係性について

姿勢を支えているのは筋肉と関節のバランス

私たちの身体は、骨・筋肉・関節がバランスよく連動することで、無理のない姿勢を保っています。

姿勢の維持に特に重要なのは「筋肉のバランス」「関節の柔軟性」、そして日常生活を支えられるある程度の筋肉量です。

しかし現代の生活では、同じ姿勢を長時間続けることが多く、使いやすい筋肉ばかりを酷使し、使われにくい筋肉はほとんど動かされない状態になりがちです。

この状態が続くと、使い続けている筋肉は常に緊張し、固く短縮していきます。

一方で、使われていない筋肉は引き伸ばされたまま弛緩し、徐々に衰えて細くなっていきます。

この筋肉のアンバランスこそが、姿勢の崩れを引き起こす大きな原因です。

姿勢の崩れが引き起こす全身への影響

姿勢が崩れると、肩こりや首こり、腰痛といった不調だけでなく、呼吸の浅さ、疲れやすさ、集中力の低下など、全身にさまざまな影響が現れます。さらに年齢を重ねると、筋力低下や関節への負担が増し、骨が曲がったり痛みが出やすくなる原因にもなります。

スマホ・パソコン姿勢と顎への影響

特に注意したいのが、パソコンやスマホを使用しているときの姿勢です。

画面を覗き込むような姿勢が続くと、首が前方へ突き出た「ストレートネック」の状態になりやすくなります。

この姿勢では、首や肩周りの筋肉だけでなく、舌の周囲筋、顎周りの筋肉、さらには表情筋まで連動して緊張してしまいます。

「猫背・巻き肩・ストレートネック」の姿勢が習慣化すると、口腔周囲筋のバランスが崩れやすくなり、

・無意識の食いしばり
・歯ぎしり
・顎のだるさや痛み
・口が開きづらい

といった症状につながることがあります。

これらは顎関節症の一因になることもあり、姿勢と顎の関係は決して切り離せないものなのです。

正しい姿勢を保つためにできること

こうした不調を予防・改善するためには、「正しい姿勢」を意識し、無理なく維持できる身体づくりが大切です。

筋肉のトレーニングやストレッチを取り入れることはもちろん、日常生活の環境や姿勢のクセを見直すことも非常に有効とされています。

正しい姿勢をするために見直したいポイント

・椅子に座るときは、足裏をしっかり床につける
・椅子の背もたれやソファーに寄りかかりすぎない
・スマホやパソコン使用時は、画面の高さと目線を意識する
・巻き肩にならないよう、肩甲骨を寄せる筋トレを取り入れる
・大胸筋、前腕屈筋群、広背筋など、前側・内側に縮みやすい筋肉をしっかりストレッチする
・長時間座り続けないよう、こまめに立ち上がって身体を動かす

これらを少しずつ意識するだけでも、姿勢は大きく変わっていきます。

また、勉強や家事・育児、デスクワークなどで疲れた身体には、ミューイングやさつま式ベロ体操がおすすめです。

舌の位置や動きを整えることで、顎や首周りの緊張を和らげ、姿勢の安定にもつながります。

姿勢は一朝一夕で変わるものではありませんが、毎日の小さな積み重ねが、身体の不調予防や顎のトラブル改善につながります。ぜひ今日から、姿勢と顎の関係性を意識してみてください。

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