マウスピースの解説

About Facial Aligner

マウスピースで整える「顎」と「全身バランス」

〜さつま式マウスピースの効果とメカニズム〜

顎のズレが引き起こす全身への悪影響

疲れが連鎖する“疲れドミノ”とは?
顎のズレは、体全体のバランスの崩れに直結します。
特に以下のような悪循環が生じやすくなります。

顎がズレると「ストレートネック」「猫背」になりやすい

背骨の歪みは内臓機能や代謝の低下、免疫力の低下にも影響

約5kgある頭部(500mlペットボトル10本分)の重さを、前方で支えることで常に筋肉が緊張する

顎の位置と姿勢バランスの関係

NGバランス(悪い状態)

OKバランス(理想的な状態)

顎関節の運動構造とその重要性

顎の開閉には「回転運動」と「滑走運動」の2種類がある

上顎も実は動いている?

口を開けるとき、実は“上顎”もわずかに動いています。

脊椎構造と顎の関係

さつま式小顔マウスピースと顎の動き​

〜顎の回転中心とバイトアップの関係 〜

顎の回転中心とバイトアップの関係

若い頃の顎運動に近づけるために

年齢による変化とさつま式小顔マウピースの役割

さつま式小顔マウスピースを装着することで、義歯のようにバイトを持ち上げ、回転中心を高く保つことができる。結果として、顎関節や全身への負担が軽減される。

※ただし、舌で無理に持ち上げると回転中心が前方へズレ、別の運動が加わってしまうため、高齢者など顎位が落ちている人には注意が必要。

数学モデルで見るさつま式小顔マウスピースの効果

さつま式小顔マウスピースによる咬合高径の上昇は、回転中心の位置を物理的に変えることでも説明できます。

主な施術メニュー

幾何学モデル

開閉角θ、下顎長R、咬合高径h とした場合:

初期状態:
 h = R × sin(θ)

マウピ装着後:
 h’ = R × sin(θ’) = h + Δh
 回転中心の高さCが上昇 →
 C’ = C + λ × (h’ – h)
 (λは上昇感受性係数:0 < λ < 1)

力学モデル(てこの原理)

顎関節運動をてこに例えると:
 トルク τ = F × r × sin(θ)
 → 回転中心が高く安定することで、必要な筋力トルクが軽減される

骨の再構築(リモデリング)作用

さつま式小顔マウスピースの効果は「その場しのぎ」ではありません。長期的に顎位を改善し、「骨そのものの構造」を変える可能性があります。

特に若年者や、可塑性が残っている高齢者において、この作用は重要です。
さつま式小顔マウスピースによる顎位の是正は、中長期的に全身の健康バランスを支える一手となります。

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