食いしばりしやすい環境や条件とは

みなさんは「食いしばり」についてご存じでしょうか。

上顎下顎の前歯が2〜3㎜離れている状態が下顎安静位といい、リラックスしている理想の位置となります。
隙間がなくなり歯と歯が当たるとその時点で食いしばりとなります。
歯と歯が触れている時点で体重と同じくらいの負荷がお顔にかかります。

また、噛み締めている状態ですと体重の2〜3倍の負荷がお顔にかかります。
食いしばりによって起こる症状は数多くあります。

今回は食いしばりが起きやすくなる環境や条件についてお話できればとなります。

食いしばりが起きやすくなる環境や条件とは

 

1、ストレス
2、習慣
3、姿勢
4、噛み合わせ
5、子供特有のもの
など

詳しく解説します。

ストレス

 

脳や体が精神的、肉体的ストレスを感じるとお体が緊張してしまいます。
もちろんお顔の筋肉も緊張してしまい食いしばりや歯軋りを起こしてしまいます。
ストレスを食いしばりで解消しようとしているとも言われています。
なので改善方法としましてはストレスを感じにくい生活、またはストレスをうまく解消することが大切になってきます。
ストレス解消には個人に合ったものがあると思いますので焦らずに見つけましょう!!

習慣

例えば、食事中右ばっかりで噛んでしまっている人は右のお顔の緊張が高くなってしまい食いしばりしやすくなってしまいます。
また、ガムやグミなどや硬いものが好きで合った場合も同じ現象が起こりやすくなってしまいます。
両側で噛めるように日頃から意識すること、硬いものなど食べ過ぎないようにしましょう。

姿勢


スマホやデスクワークなどにより不良姿勢になることが多いとされていますが、反り腰、猫背、ストレートネックなど不良姿勢があれば顎引きをしてしまい食いしばりしやすくなります。
デスクワーク中を思い返してみると食いしばりしてしまっていたという人も少なくないと思います。
姿勢が原因で面長感や食いしばりが強くなっている人もいますので、外観だけではなくお顔の症状の改善のためにも姿勢改善しましょう。

噛み合わせ


不正咬合により食いしばりや歯ぎしりをしやすくなってしまいます。特に食いしばりしやすくなってしまうもの奥歯での圧が強くなってしまうものとして過蓋咬合、開咬、反対咬合があります。

子供特有なもの

大人の食いしばりと違い乳歯から永久歯に生え変わる時の食いしばりは子供にとっては悪影響ではありません。
生えてきた永久歯が噛み合わせが悪いと歯ぎしりや食いしばりで無意識に歯の位置を調整すると言われています。
ただし、6歳あたりを過ぎても歯ぎしりがある場合、痛みが伴う場合は治療が必要となります。

子供もストレスや姿勢、習慣などで食いしばりが起こることには間違いはありませんので思い当たることがあれば気軽にご相談ください。

最後に、、
当院ではお身体の歪みを整えつつお顔の歪みに対して施術を行います。セファロ写真により正確にお顔のお悩みについてお悩みの状態と治療方法のお話をしご理解いただいた上で治療を行っています。検査とご相談のみのメニューもございますのでお気軽にご相談ください。

 

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