1、さつま総院長、Dr.ミューに会う
ニューヨークでのDr.ミューを中心とした顎顔面の専門家による学会「MEWCON 2024」にさつま総院長が参加しました!
Dr.ミューとをはじめ顎顔面の専門家たちとも交流をもち、さつま式の顎顔面矯正マニュピレーションにも非常に興味を持たれていました。
2、ミューイングとは?
◆世界的に注目されています
太っていないのに二重あごや顔のたるみが気になる、面長になってきた、顔が歪んできた、食いしばりが気になる‥実はその原因、舌の位置が正しくない可能性が大きいです!
そこで舌のトレーニング法であるミューイングに注目が集まっています。
◆ミューイングってなに?
イギリスの矯正歯科医マイク・ミューと、大学教授のジョン・ミューが考案した舌トレーニングテクニックで、口腔内姿勢メソッドと言われています。
適切な舌の位置をキープするトレーニング法によって、顎顔面の形態を整え、口ゴボやフェイスライン引き締めて綺麗なE-LINEを作ることができます。
◆顔が歪む原因は?
顔がゆがむ原因は顎にあります。
顎の関節は単なる開閉運動の他に、左右の関節で滑走運動を行うことで顎を上下左右に自由に動かすことができる特徴があります。
特に小さな関節に支えられてぶら下がっているだけの下顎は非常に不安定です。
その不安定な顎の周りには咀嚼筋と呼ばれる、咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋など非常に強い筋肉が付着して顎の動きをコントロールしています。
そして、だいたいの人には噛み癖などもあるので、左右のどちらか片方で噛んでしまいます。
すると咀嚼筋が片方だけ鍛えられて、顎もその方向に引っ張られていきます。
そのため、噛み癖によって顎が片方にズレるので、顔全体のバランスが崩れてお顔が歪んでしまいます。
さらに食いしばりにより、左右差だけでなく顎が後方回転して面長にもなってしまい、たるみの原因にもつながります。
◆ミューイングにはどんな効果があるの?
ミューイングの基本原理は、舌の位置が顔の筋肉と骨格に大きな影響を与えるという考えに基づいています。
舌の位置を本来あるべき正しい位置にキープすることで、顎顔面の筋肉と骨格のバランスをメスを使わず自然に整え、健康的で美しい顔に変えていくことができます。
- 顎の位置が整うので、お顔のEラインが出てきて横顔が綺麗になります。
- 舌周りの筋肉も影響を受け、二重あご、たるみの改善も期待できます。
- 食いしばりを減らせるので小顔効果も出ます。
舌が下がっている人の多くは、食いしばりがあります。
普段、上の歯と下の歯が接触しているだけでも、実は咀嚼筋にかなりの力が入ってしまい食いしばりになります。上の歯と下の歯が接触している時間は1日20分以内が理想なのです。
歯が接触していることで、肩こりや、自律神経などの乱れなどの原因にもなります。咬筋というエラ部分の筋肉も肥大してお顔が大きくなってしまうこともあります。
ミューイングを行うことで、舌がつっかえ棒のような役割も果たし、上の歯と下の歯の間に隙間ができるので、食いしばりを防ぐこともできます。
さらに舌の力を使うことで顎顔面骨から特に上顎のお顔の変化を出していけるので、特に面長改善やお顔のい立体感を作っていけます。
◆ミューイングで使う筋肉はどこ?
顎下にある、顎舌骨筋という筋肉があります。
Uの字の形をした舌骨という骨が喉仏の上にあります。顎舌骨筋は、その舌骨を上に持ち上げる筋肉です。
物を飲むとき、乳幼児が母乳を吸うときなど、舌根という舌の根本を上に持ち上げています。
この舌を持ち上げた時にある舌の位置が、理想とする舌の位置になるので顎舌骨筋を鍛えていくメソッドになります。
姿勢が悪くなったり筋力が低下すると舌骨とともに顔周りの筋肉も下がり、たるみなどの原因にもなります。
◆ミューイングのやり方
ミューイングは、舌の先端だけでなく根本から上顎のくぼみの部分に上げて舌を正しい位置に置くことで、顎顔面骨の形状、筋、特に横顔のフェイスラインを整えることができます。
- 舌の先端を上顎の凹みのあたり、舌打ちする時に当たる場所に当てる。歯にあたらないように。
- その状態から、舌の根本から上あごにベタっとつける。ストローで吸い込むイメージで舌を上に持ち上げてキープ。
- 舌を上にあげると、たるみがある顎部分がキュッと上にもちあがります。
舌先を歯に当てないことと、舌は根元から持ち上げることを注意してください!
3、さつまでは顎顔面の矯正から顔面筋の機能を上げていきます
ミューイングの効果を感じられない場合もあるかと思います
その原因として考えられるのは‥
正しい舌の位置にキープできていないこと
十分な時間継続できていないこと
などが考えられます
特にミューイングを始めたばかりの頃は、正しい舌の位置をキープし続けることが難しいので意識して続ける必要があります。
また、個人の顎顔面構造や姿勢、筋肉の状態によってはうまくミューイングができないこともあります。
さつまでは口腔内、顎から姿勢を整えていくことで適切な舌の位置を維持できるようにしていくことができます。下顎の位置など骨格から舌や顔面筋を適切に使える位置に矯正をかけていきます。
顎舌骨筋を口腔内からリリースして舌位をあげて、舌の正しい位置をキープできるようにします!
それにより効果的なミューイングを続けていくこともできるようになります。
4、まとめ
ミューイングはイギリスの矯正歯科医マイク・ミュ一博士によって提唱された舌の正しい位置をキープするトレーニング法です
顎顔面骨と顔面筋のバランスを切らずに自然に整えることができます
舌の根元から先端までを上顎に密着させることが必要になります
さつまでは顎顔面の矯正により顎から歪みを整え、舌位を上げやすくすることでミューイングの効果も高めていくことができます。