今回は渋谷本院の院長、奥野がブログを担当致します🦴
⭐️くいしばりと歯ぎしりの違い
くいしばりと歯ぎしりを同じように考えている人も多いと思いますが、実はこの2つは違うんです。
睡眠中に上下の歯を合わせてギリギリと横に動かすのが歯ぎしりです💡
一説によると日本人の7〜8割は歯ぎしりをしているともいわれます。しかし、無意識下の睡眠中にしているので、自覚のある人は1割ほどしかいないみたいです。
これに対して、食いしばりは上下の歯が合わさることであごに力が入る状態で、睡眠中だけなく、特に集中しているときにも起こりやすいです💡
・クレンチング(歯を強くかみしめたりすること)→睡眠中だけでなく起きているときも力が入りやすい
・グライディング(ギシギシ音を鳴らすもの)→睡眠中のいわゆる歯ぎしりで歯が磨耗しやすい
・タッピング(カチカチ歯を当てること)→比較的歯や顎の負担は小さい
などが広義の歯ぎしりとしてあります。
クレンチングなど音が鳴らないものもあるので、自分がくいしばっていることに気づかない人も多いのです。
⭐️歯と歯がくっついているだけで、あごに負担がかかっている!
歯は髪の毛1本を判別できるほど敏感です。
そのため歯に何かが触れると「噛め」という指令が脳へ届き、噛むための咀嚼筋に力が入ってしまい、無意識の状態でも歯を当てることそれだけで、咀嚼筋というのは力を入れてる状態が常に続いてしまいます😭
食べていなくても、上下の歯と歯が接触しているだけで、咬筋や側頭筋に力が入り、あごに体重の1.5〜2倍の力がかかってしまうのです💧
これはずっと筋トレと同じようなものなので、筋肉が発達して大きくなりエラの張りの原因となりお顔が横に広がっていきます。
そのうえ、咀嚼筋や舌筋は自律神経とも関係が深く、ストレスがかかると自律神経のうちの交感神経が優位になり、体は食いしばってストレスに対応しようとします。
逆に、食いしばることによって交感神経にスイッチが入り、常にイライラした状態をつくり出してしまいます😔
くいしばりは顎の不調、肩こり、頭痛、自律神経失調など不調の原因にもなってしまうのです💧
⭐️以下の項目に当てはまったら、食いしばっている可能性大!CHECKシート
- 頼の内側に歯の跡がついている
- 舌の周りに歯型がついている
- 歯が平らでつるつるしている
- エラが張っている
- 頬がこけている
- ほうれい線が深い
- 顔が重い、だるい
- 歯の詰め物が取れやすい
- 口角が下がってきた
思いたる項目はありましたか??
⭐️下を向く(アゴ引き)でのお顔の症状
無意識のうちに歯を食いしばっていることがくいしばりの原因になります。
意識ない人が多く、下を向きやすいパソコン作業や携帯などを使用している時にこのような歯が当たっている状態になってる方が多いです。
まず、下を向きやすい方は猫背の事が多いです。
背中が固まり丸くなり、それによって首が前にいきます。いわゆるストレートネックです。
その状態になるとさらにあごを引きやすくなり、下を向きやすくなるのです。
また、今はパソコンやスマホなど下を向きやすくなる環境もあります📱
そして下を向く事で、歯と歯があたりやすくなってしまうんです💡
歯と歯が当たるだけで食いしばりとなり、その状態になるとお顔の筋肉も緊張してしまい、エラ張り、たるみ、さらに面長などの原因にもなります😭
⭐️食いしばり予防
過去のブログでも何度か紹介しましたが、隙間がなくなり歯と歯が当たるとその時点で食いしばりとなります。
最近では歯医者さんなどでも歯と歯を当てないでください、ベロを上にあげといてくださいとも言われているくらい注意を促しています。
1:歯と歯の間は2~3mmあける!
上の歯と下の歯に2~3ミリ間がある状態が下顎安静位といい一番この筋肉をリラックスできます。
そして上下の歯はすき間をあけた状態で、軽く唇を閉じましょう。特に奥歯同士がくっつきやすいので、意識して離すようにしましょう🦷
2:舌スポット
舌というのは、首から顔につながる筋肉によって動かされています。
舌の先を上あごの裏側で歯の根もとから少し手前の位置につけます👅
特にあごのゆがみや顔のたるみと関係しているのが、12種類の舌筋群。この筋肉をよく使うことによって、内側からあごを支えられるようになり、下あごが持ち上がります。その結果、下方向のゆがみがとれ、連動して咀嚼筋の負担が減り緊張もほぐれるので、食いしぼりが解消されます💡
⭐️当院の矯正
くいしばりが強い人の場合、顎位や頸椎の歪みが強く出てしまいます。顎位は後方回転に歪み、さらに胸鎖乳突筋の緊張も相まってストレートネックになります。
その状態のままだと、非常に歯が当たりやすく、舌も下顎に埋もれて上に上がらなくなってしまっています。
外見的にも中顔面が下がり面長になり、エラも張ってしまいます。さらに交感神経を刺激して自律神経失調にも・・・
そこで、当院の歪み小顔矯正では、くいしばりやすい顎位を、前方回転に矯正して頚椎の歪みも取りつつくいしばりやすい顎位の改善と舌を上がりやすく機能面も改善していきます。
歪み小顔矯正は7〜65ヶ所まで様々な矯正ヶ所がございますので症状やお悩みに合わせて調整していくことが可能です🦴
詳しくは別ブログにて紹介・解説していきます🎵
最後までお読み頂きありがとうございました!
ご不明点などございましたらお気軽にお問い合わせください☺️