ほうれい線の原因と改善方法!

さつま骨格矯正の柔道整復師、古川です。
今回は当院で推奨しているほうれい線に効く顔面筋ケア方法についてご紹介いたします。
マスク生活が緩和しマスクを外す機会が増えてきたタイミングでほうれい線が気になった方は少なくないかと思います。
紫外線などもほうれい線が発生する原因になると言われておりますが、顔面筋の衰えにてほうれい線が深くなることもあります。

今回はそんなほうれい線に効く顔面筋ケアについての投稿になります。

1:筋力低下がほうれい線に!

弥生時代は1回の食事で約4000回もあった咀嚼回数は現代人では約620回に減っているという研究があります。

咀嚼の機会が減っているのであごの周りの筋肉は衰えるばかりに。

顎の力が弱まことで肌がたるみ、唾液の分泌量は低下しむくみが加速、さらに顔が横に広がり大顔に見えるようになります。

2:姿勢が悪くなるとほうれい線に!

体はすべて連動しており筋膜も繋がっていると言われております。

頭部は後頭部にある帽状腱膜や頭部から背中までつながる「スーパーフィシャルバックライン」という筋膜によって後ろから引き上げられています。

食いしばりや悪い姿勢が続いて、頭部の筋膜がよれると顔を引き上げる力が弱まり、たるみが加速。

さらに首から頭部やあごを支える大事な筋肉が胸鎖乳突筋。

慢性的な首こりなどでこの筋肉がこわばると、口が、開けづらくなったり、口角がさがったり、フェイスラインゆるんだり、顔にたくさんの悪影響が!

5〜6kgもある重い頭をしたあごと首で支えているのに、さらにスマホやパソコンを長時間のぞきこむ姿勢で、頭や首がこっている人の多くは顔がたるんでいると言っても過言では有りません。

このように頭のこりが顔に及ぼす影響は計りしれないのです。だからこそ、顔のたるみを改善したいなら、顔だけのマッサージでは不十分。

頭と首の付け根にある後頭下筋群や帽状腱膜など頭のこりをほぐすと、首周りの筋肉のこりもとれ、首と頭の位置が整います。あごの位置が正しい位置にもどることで、たるみが改善するのです。

その上、頭ほぐしには片頭痛、肩こり、首こり、食いしばりなどの不調にも大きな効果があります。

【口腔内マッサージ】

〈口の中と顔のそとから咬筋をはさんで押す〉


左手の人差し指を口の中から右ほお骨の下の奥に入れ、右手の人差し指はほおの上から押さえる。
両手の指の腹で咬筋をしっかりはさむように10秒おす。
反対側も同じようにやりましょう。
筋肉の硬さがある方は少し長めにすると効果UP!

〈口の内側、外側から咬筋はさんでぐるぐる回す〉


1の指をキープしたまま咬筋をくちの内側と外側から挟んだまま、下から上へ持ち上げるように指をぐるぐると回して10秒ほぐす。
反対側も同じようにやり、これも筋肉の硬さがある方を長めに行いましょう!
今回はほうれい線の原因とたるみ改善のマッサージ方法についてでした。
顔だけでなく姿勢から顔のたるみや硬さが来ることを知っていれば日々のセルフケアの効果もかなり変わってきますのでしっかり覚えておきましょう!

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