こんにちは、セラピストの佐藤です。
今回は、さつま骨格矯正にご興味を持ってくださった方、又は初めてご来院の患者様から質問を受けることの多い、
・「1回で効果があるのー?」
・「どのくらい通えば良くなるのー?」
といった疑問におこたえする、“治療期間“についてのお話。
1回での効果
お悩みの内容やご症状にもよりますが、初回で何らかの変化を感じる方が殆どです。
具体的には…
・開口の軽さ
・クリック音
・食い縛りの軽減
・顎のシフト
・目の開き
・頬骨
・表情を作る際の軽さ
・リフトアップ
などなど….
ただし人間には“ホメオスタシス(恒常性維持機能)と言われる、身体の状態を一定に保つ機能が備わっています。
例えば、
・体温が下がると鳥肌になり、体を震わせて体温を上げる
・熱があるときには発汗して体温を下げる
などの働き。
良いことであれ悪いことであれ、『今の自分』を一定の状態に保とうとする機能です。
一回でも効果は感じるが、辞めたら戻ってしまう、、、
根本改善をしたいなら…?!
そこで効果持続するためのセルフケアを行いながら3週間〜1か月に一回もご来院を推奨しています。
(※セルフケアについての詳しい内容は、過去のブログをご参照ください^_^)
定期的なご来院による、“一回での効果”の積み重ねとセルフケアで、根本改善に繋がる機能改善をしていき、結果、小顔、左右差、リフトアップ等、お悩み改善に繋がる効果が出る!
といった流れになりす。
どのくらい通えば良くなるの?
ホームページのQ&Aには、通院の期間は、お悩みの内容や程度、求める変化によって異なりますが、“6ヶ月〜の継続を推奨”とあります。
さつま骨格矯正の小顔矯正では、主に咀嚼筋や表情筋、顎や頭蓋の骨に対してアプローチをしていき、筋肉・骨のリモデリング(代謝)をすることでお悩みを改善していきます。
お肌に、“ターンオーバー”と呼ばれる肌細胞の一定周期の生まれ変わりサイクルがあるように、筋肉や骨にも“リモデリング”という、組織の再構築のプロセスがあります。
筋肉のリモデリング
筋肉は、ミルフィーユのように何層にも重なって構成されています。体質や部位によって入れ替わる周期が異なりますが、3ヶ月から6ヶ月かけて生まれ変わる(新陳代謝する)と言われています。
口内法による咀嚼筋や表情筋をリリースは、筋肉の緊張をほぐすことで柔軟性や伸縮性を改善、血行を促進し、顎関節の滑走性回復。組織のリモデリングを誘導する効果があり、筋肉が柔軟ま状態で馴染むのにおおよそ6ヶ月ほどみて頂いています。
骨のリモデリング
骨のリモデリングとは、骨組織が絶えず再構築されるプロセスのことです。
このプロセスは、骨の成長や修復、強度の維持に重要であり、主に以下の2つの細胞によって行われます。
1.破骨細胞(はこつさいぼう):骨を分解する細胞で、古い骨組織を取り除く役割を担います。
2.骨芽細胞(こつがさいぼう):新しい骨組織を形成する細胞で、骨を再構築する役割があります。
骨には皮質骨(緻密骨)と海綿骨(小柱骨)の2種類の組織がありますが、頭蓋骨、骨盤などは海綿骨でできており隙間が多く表面積がより大きいため、ターンオーバー(代謝回転)の速度が比較的早く、骨のリモデリングが進みやすいです。リモデリングの際、骨の中の骨細胞が力学的刺激を反応し、骨吸収と骨形成のバランスを調整することで応力に対応した骨構造を形成し、最終的な石灰化までが8ヶ月〜、段階的に数年かけて全体がリモデリングされていきます。
初期評価と治療計画
初回の問診時に、矯正専用のスタンドを使用した分析用の写真をお撮りします。
・お悩みの原因が何か?骨なのか?筋肉なのか?
・お悩みの度合いは?単発か?複合的か?
・ご年齢や筋肉、骨、粘膜などのタイプは?
分析写真に基づいて、お一人お一人筋骨格の状態を評価し、ご症状に沿った、治療期間を含む治療プランをご提示していきます。