こんにちは!渋谷本院の工藤です。
最近は暖かくなってきて、過ごしやすくなってきましたね🌸
今回は検査の重要性についてお話ししていきます。
当院では初めてご来院いただいた際に、正面と左右の3方向からお写真をお撮りし分析していきます。
3方向から撮影することで正面からだけでなく、立体的なお顔の歪みを知ることが出来ます。
歪みを知ることによりどのように施術していくか施術方針をたてること可能になります。
また、お写真はセファロスタンドという撮影器具で撮影し、耳の高さを合わせ首の傾きなどが影響しないため正確な歪みを検査・分析していきます。
正面からの分析
・顎の偏位
横顔の分析
・Eライン
などの左右差をみていきます。
また、側貌型というのがあります。
前額部最突出点(グラベラ)、鼻下点(サブナザーレ)、オトガイ部最突出点(ポゴニオン)の3点を結んだ線で診断します。
②ストレートタイプ(直顔型)
③下顎前突の顎態であるコンケイブタイプ(凹顔型)
の3タイプがあり、美しいE-lineがでやすいのは上顎前突の①コンベックスタイプになります。
もっと細かい分類として【顎顔面骨格系の分類】というのもあります。
横軸→立体的な上顎の前後的な突出度の度合いについて
9つに分類しています。表の左側は上顎が突出しているタイプです
特に極端な場合はいわゆるアデノイド顔貌といって口呼吸で舌根が下がり下顎の発育不全の場合もあります(左下)
舌が下がりフェイスラインが出にくくなりやすく、姿勢も首が前に出ていることが多いです
短顔型で噛み合わせが深いタイプ(左上)はくいしばりしやすく咬筋が発達しやすいですが、ケアすることでいつまでも若々しく見せることができます。
医学的にも上顎の成長は10歳位までで終わり、その後下顎が成長していきます。
故にこどもの顎骨は上顎が大きく、下顎が小さいので下顔面が小さい(短顔)と若く、可愛らしい印象になります。
下顎角は120°±10°の範囲にあるのが一般的です。
この指標で主にお顔の垂直的な長さやエラに関して考察することができます。
下顎角が大きいほど(120°より大きく、特に130°を超える場合など)骨格的に面長傾向になります。
面長が気になっている方でもこの下顎角が120°台にある場合などは、骨格的な面長ではなく姿勢の悪さや舌が下がるなどの原因で面長に見えていたり顎位が下がっていることがあるので矯正により改善しやすいとも言えます。
また下顎角が小さいほど(120°より小さく、特に110°を下回る場合など)骨格的にエラが張りやすくくいしばりも強い傾向にあります。
エラ張りが気になっている方でもこの下顎角が120°台にある場合などは、骨性のエラではなくくいしばりによって咬筋が発達してエラ張りになっていることが多いです。その場合お顔の矯正やくいしばり防止のセルフケアなどの指導をしつつエラ張りを改善して小顔に持っていけます。
このようにお顔の側貌には情報量が多く、くいしばりが出やすいのか?舌が落ち込みやすいのか?どこまで改善できるか?などお顔の傾向や、姿勢なども分かるので、矯正の方向性を判断することができます。
このような分析結果を元に、個人のお顔の特徴にあわせて黄金比をランドマークにしてシンメトリーに仕上げていくことになります。
どのメニューで予約すれば分からない方は検査後相談してからメニュー決められるクーポンもございますので
そちらからのご予約をオススメしております。
ご来院お待ちしております😀