こんにちは!
さつま骨格矯正 院長の山本です。
ここ最近は急に寒くなり身体の芯から冷えて筋肉も緊張してしまう季節になってきましたね。
本日は最近ネットニュースなどにも取り上げられているくいしばりについてお話していきたいと思います。
くいしばり(クレンチング)について
家族や近しい人にはぎしりやくいしばりしているよ ?など言われたことはありませんか?
言われてしまったり気づいてしまうと気になって意識するようになっていきます。
そこでまずは歯ぎしりやくいしばりの主な原因などを話していきます。
歯ぎしりやくいしばりの主な原因
●ストレス
●習慣・姿勢
●噛み合わせ
●子供特有のもの
これらの原因が代表的には上がってきます。
この中でも多いものがストレスや習慣・姿勢だと考えられます。
ストレスなどは日頃のストレスなどを無意識に寝ているときに取り除いているとも言われています。
実際寝ている時の歯ぎしりやくいしばりでストレスを完全になくすのは不可能に近いです。
習慣や姿勢などは起きている時のことを指すことが多いです。
現代社会ではデスクワークでのパソコン作業やスマートフォンの普及により多くの人が下を向き顎を引く姿勢をしています。
あとは猫背や骨盤の傾斜により姿勢全体が理想的な位置からズレていってしまっている事も挙げられてきます。
歯ぎしりやくいしばりがもたらす影響
歯ぎしりやくいしばりはどんな影響をもたらすかをお話してきます。
●歯の摩耗や破折
●顎関節症
●舌圧痛
●首肩こり
●咀嚼筋の緊張
●自律神経の乱れ
歯が当たっているだけでこんな事起こるの?と思う方もいるかもしれませんが、歯ぎしりやくいしばりの噛む力は体重の2倍くらいとも言われています。
また現在、歯科領域でも歯の接触癖としてTCH(上下歯列接触症)とも呼ばれています。
1日の歯の接触時間は大体20分前後と言われています。
舌の横にボコボコと跡があるのも舌沈下と言って歯ぎしり癖や浮腫みの強い方に多くみられいびきや無呼吸症候群の原因にもなってしまいます。
他にも骨隆起などの症状なども挙げられ著名な所見ではあります。
長い期間歯ぎしりやくいしばりがあると骨(上・下顎骨と口蓋骨)が山の様に隆起してきます。
治すには手術でしか取れず癖が直らなければまた出来てしまいます。
特に日常生活には支障はないのですが舌の置くポジションの妨げにもなるので悪化させないのが重要です。
人の1日に行う顎関節の運動回数は平均2,000〜3,000回とも言われています。
更にそこに歯ぎしりやくいしばりが重なると顎関節へ与える負荷やストレスが大きくなり顎関節症になってしまうこともあります。
歯ぎしりやくいしばりの改善方
改善点
●舌の置く位置などを見直す
●筋緊張を取る
●歯と歯の間を1mmでも開けて歯が接触しないようにしていく事
上記の歯と歯を当てない様にする為には当院でもアドバイスさせて頂いておりますカンペル平面(咬合平面)で、この線が地面と平行位が頸椎の弯曲と歯の接触を起こしにくい姿勢を心掛けていただく。
その為に、お顔の土台となるお身体からしっかりとアプローチをかけ姿勢の方を改善させていきます。
お身体にもアプローチをかけてその後に顎関節や咀嚼筋へのアプローチをして症状の改善を行っていきます。
症状に悩まれている方や最近周囲に言われて気になり出した方などは1度当院にご来院してみてはいかがでしょうか?
原因や症状のことからしっかりとカウンセリングをし施術の方をさせていただきます。