顔の左右差？どこから？
この間の、CM撮影での1コマ。
モデルさんとの会話の中で、
『歪み自体は分かってるんですが、実際にドコが歪んでいるのか、ドコに原因があるのかがわからない。』
という言葉を頂きました。
当たり前に、見ている自分の顔に違和感を感じている方って結構多いんだな。と実感したひと言でした。そして、実際に自分がどの様に歪んでいるかも、わからない方も多いです。
ご自身で撮る写真と歪み自体が一致しない方もいらっしゃいます。
カウンセリングを行う上で、僕が大事にしているのは、ご自身で左右の好きな顔を聞く様にしています。
右の顔が好き
左の顔が好き
人それぞれ好みは十人十色あるなので、しっかりと聞き、そのバランスに合わせる様に施術を心掛けています。ですが、ご自身のセルフィーのお写真だと、上手い具合に歪みが誤魔化されてします事があります。
なので、当院では、歯医者さんでも用いているセファロスタンドを使い、身体の傾き、首の傾き、首の前後を取り除き純粋にお顔のみでの歪みの分かる写真を撮影し分析をし、ご説明に使わせて頂いています。
セファロスタンド
利き顔の見分け方
顔の好みは人それぞれなので、断言は出来ないのですが、利き顔があります。
髪の毛の分け方や座る位置、写真を撮る時など無意識に向ける方の顔のことを言います。
それは、目の左右差の高さの差です
基本的に目の高い方のお顔が綺麗に見えます。下に落ちて弛んでいるより、キリっとしているお顔を好む方が多いからです
左右差ができる理由
なぜ目の左右差が出て来るかと言うと、咀嚼筋（咬筋）による筋肥大の差です。
力強い方の筋肉により引っ張られ目の左右差が出現して来ます。
筋肉で左右差が出現するの？と思われると思いますが、利き手があるように、利き顎も存在してきます。大人になると、握力を計測する事もないので、なんとも言えないですが、利き手のが確実に、握る力は強くなります。
女性の場合、平均で右 ２０〜２５キロ 左 が１５〜２０キロとも言われています
そこまでの差が出て来ますと、前腕 上腕の太さも変わってきます。特に、昔テニスや、バドミントンをやられていた方は、腕の太さの差が著明に合わられます。
同じ原理で、片側ばかりでの咀嚼や、歯の咬合面の早期接触により、片側の筋肥大を起こし、著明に左右差が見られてきます。
当院では、その筋肉量を調節し、正しい方向へ誘導をかけて、整顔率を上げていきます。咀嚼筋による歪みだけとは限らないので１度しっかりプロの目で検査してみませんか？
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