今回は「舌の形とお顔の歪みの関係性」についてお伝えさせて頂きたいと思います。
皆さんは自分の舌の形を見たことはありますか?
きれいな形をしていたり、舌の縁の部分がギザギザしていたりなどといろいろな形の方がいらっしゃると思います。
その中ででも舌の縁の部分がギザギザしている方は食いしばりが強かったり、顎を引いて下を向く姿勢をしている方が多い傾向にあります。
さらに、そういった方はエラ張りや間延びしたお顔立ちになりやすいです。
食いしばりが強い方の中にも右で嚙みやすかったり、左で嚙みやすかったりなどで左右差が出る恐れがありますので自分の舌の形を確認することはとても重要になります。
舌沈下って何?
では、なぜ舌にギザギザがついてしまうのかといいますとそれは「舌沈下」と言われる症状が原因です。
姿勢が猫背であったりすると顎が引きやすく舌が下に落ちやすいです。さらに歯科矯正をしていたり、小顎症の方なども舌が下に落ちやすく舌沈下しやすいです。
では、どうしたらいいのかといいますとまずは
①姿勢をよくすること
②舌を上顎に当てることです。
この①、②を意識することで上の歯と下の歯も当たらないので食いしばりの予防にもなります。エラ張りやお顔の左右差の改善にも務まりますのでぜひ、意識して頂きたいとおもいます。
舌沈下の対策について
①の姿勢に関しましてはカンペル平面を意識して頂きたいと思います。
一体カンペル平面とは何なのかといいますと鼻の下(鼻下点)から耳の穴を結ぶ線のことをいい、こちらの線が地面と平行になっていることがいい姿勢といわれております。
②の舌を上顎にあてることは舌を前歯ではなく上顎に当てることでだいたい10~15㎏ぐらいの力が加わると言われております。
そうすることでリフトアップにも繋がり、お顔の歪み予防につながります。
舌は全て筋肉で構成されています。舌を動かす外舌筋4種、舌の形を作る内舌筋4種と細かい筋の集まりです。
なので、意識していただければ今は上がらなくても必ず上がるようになっていきます。
舌はお顔の歪みにも関与していきますが、その他にも色んな事に関与していきます。
例えば、舌の状態で体調がわかったり、水分量や血流の状態、さらに自律神経の状態もわかることができます。
日頃から舌の状態を確認している人は少ないかと思います。自分で舌を確認することで体調管理やお顔の状態を把握することが出来ると思いますので皆さんもぜひやっていただきたいと思います。
当院では施術だけでなく、このようにセルフケアの指導もさせていただいております。
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