最近よく聞く「顎関節症(がくかんせつしょう)」ってなに?
最近、テレビやSNSなどでも「顎関節症(がくかんせつしょう)」という言葉を耳にすることが増えていませんか?
「あごが痛くて食事がしにくい」 「口を開けると、カクカクと音が鳴る」 「大きなあくびができない」
もしかしたら、それは顎関節症のサインかもしれません。 「名前は聞いたことがあるけれど、どんな病気かよくわからない」という方のために、今回は日本の「顎関節症学会」のガイドライン(正しい基準)をもとに、わかりやすくお話しします。
顎関節症ってどんな病気?主な3つの症状

顎関節症は、虫歯や歯周病につづいて「歯医者さんで見てもらうことが多い、3番目のトラブル」と言われるほど、実はとても身近なものです。学校の歯科検診でチェックされたことがある人もいるかもしれませんね。
具体的には、あごの関節や、ご飯を噛むときに使う筋肉にトラブルが起きることで、以下のような症状が出ます。
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あごやそのまわりが痛む(特に食べ物を噛むときや、口を開けるとき)
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あごを動かすと音が鳴る(カクカク、ジャリジャリなど)
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口が大きく開かない、動かしにくい
あごの痛みは、頭痛や神経の痛み、ストレスなど別の原因からきていることもあるため、「自分のあごの痛みがどこからきているのか」を正しく見極めることが大切です。
なぜ起きる?顎関節症の意外な原因と「リスク因子」

「これをしたら絶対に顎関節症になる」という、たった一つの原因があるわけではありません。実は、日常の小さな負担(リスク)がいくつも積み重なって、あごの耐久力を超えてしまったときに症状が出るといわれています。
あごに負担をかける主な原因には、以下のようなものがあります。
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生活のストレスや緊張(テスト前や忙しい毎日、人間関係の悩みなど)
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あごを酷使する行動(かたいものを無理に食べる、長時間のデスクワークやスマホ操作、料理や楽器の演奏、特定のスポーツなど)
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無意識のクセ(起きているときや寝ているときの「歯ぎしり」「強い食いしばり」、頬杖をつく、いつも同じ方を下にして寝るなど)
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体の特徴(かみ合わせのバランス、あごの骨の形、痛みの感じやすさなど)
このように、スマホをじっと見つめる姿勢や、無意識の食いしばりなど、誰もが普段やっている身近な行動がきっかけになるのです。
あごの違和感、ガマンしていませんか?

顎関節症の原因は私たちのすぐ近くにあり、誰がなってもおかしくないものです。
当院では、あごの関節にかかわる筋肉の緊張をていねいにほぐし、あごへの強すぎる負担を減らすお手伝いをしています。あごの負担が軽くなることで、口がスムーズに動きやすくなるだけでなく、お顔全体のバランスがすっきり整うといった嬉しいメリットもあります。
「もしかして顎関節症かも?」「あごの違和感が気になる」という方は、一人で悩まずに、いつでもお気軽にご相談くださいね。