『あっかんべー👅』
ベロの側面や先端がギザギザ、デコボコしていませんか??
そう!それが舌圧痕(ぜつあっこん)です。
東洋医学では、歯痕舌(しこんぜつ)ともいいます。
舌圧痕とは
夜眠っている間に、歯ぎしりや食いしばりをしていたり、起きている間も、パソコンや何かに集中しているとき、無意識に食いしばっていることもあり、ベロが歯に押し付けられ、歯の形がついてしまうのです。
常に、歯に頬やベロが押し付けられることで、頬の内側に線ができたり、ベロがギザギザ、デコボコしてくるのです。
また、冷え性により新陳代謝の低下でも舌圧痕や歯痕ができます。
冷え性により新陳代謝の低下があると、血流が滞ってしまったり、疲れによる消化機能の衰えにより、ベロがむくみ、同じようにベロに歯型がつきます。
ベロの正常な位置は、ベロ先が上あごについている状態です。
しかし、ベロが下に落ちることで、常に歯とベロが接触している状態となり、ベロに歯形がつきます。
これを低位舌といいます。
低位舌には、歯周病や口呼吸、誤嚥性肺炎、睡眠時無呼吸症候群などの様々な病気が隠れています。
ベロはよく見ると、5センチ前後の厚みがありますので、場合によっては低位舌が原因で二重顎になってしまうケースもあります。
ベロも筋肉なので、負荷をかけたり、体操したり、ベロのストレッチをすることで運動機能が向上します。
毎日の歯磨きと同様に、ベロの運動を習慣化させていくことが重要になってきます。
セルフケアの方法は、90秒あご筋ほぐしを参考にしてみてください。
改善方法
まず、食いしばりや歯ぎしりを自覚し、意識することが大切です。
寝ている間はやめることは難しいので、起きている時間に噛み締める癖(TCHといいます。詳しくは食いしばりのブログをご覧ください。)を意識してやめることで、かなり防げると言われています。
日中何かに集中しているときやしゃべっていないときなど、かなりの確率で無意識に噛みしめているかもしれません。
気づいたら、上下の歯を離すように意識しましょう。
それだけでもベロの状態に変化がみられてきます☺️
歯と歯が当たってもいい時間というのも食いしばりのブログに書いてありますので、ぜひチェックしてみてください☺️
また、冷えや消化機能が原因の場合には、なるべく冷たい飲み物を控え、温かい物を摂取するように心がけ、睡眠をしっかり取り、疲れを溜め込まないようにしましょう。
ベロ👅は健康のバロメーターです。
定期的に鏡を見て、チェックしてみてください!!
ご興味、相談などあればぜひご来院ください。読んでいただきありがとうございました🌼
公式Instagram ※お問い合わせも可能