こんにちは、さつま骨格矯正です。
最近、「頬がこけて見える」「痩せていないのに痩せたと言われる」というお悩みでご来院される患者様が増えています。
頬のこけは、お顔全体の印象を大きく左右します。骨格が目立って影ができることで、表情が暗く見えたり、疲れた印象を与えたりすることがあります。今回は、多くの女性が気にされる「頬のこけ」について、その原因を詳しく解説しましょう。
一般的に知られている頬コケの原因
加齢による変化
私たちの顔は、表皮・真皮・皮下組織・筋肉(筋膜)・骨の5つの層で構成されており、これらが加齢とともにボリュームを失うことで、頬のこけが生じる場合があります。
特に以下の変化が影響します:
- 肌の張り・弾力の低下:乾燥や紫外線による光老化
- 支持組織の劣化:SMAS筋膜や支持靭帯の支持力低下
- 骨密度の減少:頭蓋骨の縮小(40代約650g→70代約280g)
年齢に関係ない機能的な頬コケの原因
「まだ若いのに頬がこけている」という方も多くいらっしゃいます。実は、機能面の変化によっても頬のこけが発生することがあります。
食いしばりによる影響
頬のコケの多くは「食いしばり」から始まります。
メカニズム:
1.深部深部咬筋が常に緊張状態になります。
2.深部咬筋は収縮すると前方に縮み、常態化すると、前方位に短縮固定します。
3.前方に短縮固定した深部咬筋が付着している下顎骨は、顎関節を軸にして後方に回旋スライドし、固定。
4.その上に表情筋がのる状態=面長感の完成
5.咬筋の緊張が悪化し、頬がますます張り出す。
6.併せて側頭筋が緊張しこめかみ周辺にくぼみが発生。
7.くいしばりでより一層張り出した頬骨だけが残った、コケ感の完成です!
現代社会のリスク要因
スマートフォンの普及により増加している問題:
- あご引きの姿勢
- ストレートネック
- 顎の後方回転リスクの増大
頬コケを助長させる主な要因

顎関節症
顎の筋肉や関節の問題により、長期化すると筋肉が萎縮し、コケが増強されて見える場合があります。左右差が生じることも多く、お顔の印象に大きく影響します。
歯列矯正による影響
- 構造変化:抜歯や歯の位置変化による支持構造の変化
- 器具ストレス:ワイヤーやマウスピースによる筋肉への影響
- 体重変化:食事方法の変化による体重減少
慢性的なストレス
継続的なストレスは交感神経を優位にし、表情筋を緊張・こわばらせ、頬のへこみを出現させる原因となります。
さつま骨格矯正でのアプローチ
頬のコケの要因は一つではなく、これまで挙げた要因が複数絡んで発生することがほとんどです。当院ではこういった頰のこけに関して、次のようなアプローチを行っています。
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- 改善ケア
- さつま式小顔マウスピース
- 理学療法
- 生活習慣の見直し
- 正しい姿勢の意識
- 舌の位置の矯正
- お口の中から特殊なルートを使っての矯正で顎の骨と筋肉を動かす
- 理学療法で顔の形を構成する36種類の筋肉を調和
- マウスピースや必要なセルフケアの指導
まずは、お客様の状態や要因を確認し、幅広いアプローチの中からぴったりのものをご提案いたします。1回の施術でも、画像のように頰の印象を整えることができます。
また、それぞれのアプローチに関しては関連記事などもご参照ください。
【関連記事】
・改善ケアについて「たるみを解消して憧れの小顔へ!専門家がセルフケア&骨格矯正を解説」
・さつま式小顔マウスピースついて「さつま式小顔マウスピースとは?3種ご紹介」
・理学療法について「理学療法について」
また、来院時にも詳しくご説明をいたします。その方にあったアプローチで、頰のこけに関するお悩みを解決します。
「最近、頰がこけてきたな・・・」と感じることがあれば、早期にぜひ一度当院にご相談ください。