第4回!明日から使える矯正1Dayセミナーが行われました。
こんにちは、柔道整復師の田村です。
6月19日にさつま骨格矯正 渋谷本院にて対面実技研修コース4回目が行われました。
今回も鹿児島から来られた池添先生も参加されていました。
今回は前回行った身体の矯正の復習から始まり、初の口内法の理論、実技を行いました!
骨盤の矯正がなかなか難しく、何度も練習を繰り返し行いました。
口内法でもお体の矯正と同じようにこまかな筋肉に対してアプローチしていく施術になるので解剖学をしっかり学びどこについている筋肉なのか、どのような動きをする筋肉なのかを勉強しました。
さらに、そこからその筋肉の影響によりどの様な歪みにつながってくるかを把握していないと施術ができませんので凄まじい量を暗記し学びます笑
今回は5項目と言って5箇所に対して施術を行うものを学びました。
山本院長の施術を受けて、さわり方やコツ、注意点を教わり、実際に施術の練習に移ります。
・咬筋(浅部)
まずは浅部咬筋。ものを噛むときに使う筋肉で、見た目としてはエラの張りに関与してくる筋肉になります。
普段口の中に指を入れる事がないと思うのでなかなか力加減や狙いたい筋肉を探すのが大変です。
・咬筋(深部)
次に深部咬筋。奥歯でものを噛むときに使う筋肉で、食いしばりにも使われ、とても力が強い筋肉になります。
浅部咬筋より奥の方にあってさらに触るのがとても難しい筋肉になりますので、力が入ってしまいとても痛いです。
練習でも口内炎ができてしまったりします笑
・内側翼突筋
開口、下顎の前突、側方運動をする小さな筋肉で、奥歯のさらに奥にある筋肉なのでこちらも触るのがとても難しいのと、嘔吐反射と言って嘔吐を引き起こしそうになるので注意が必要な筋肉になります。
・筋突起
この筋突起という場所には、側頭筋と深部咬筋の一部が付着しています。
この筋突起に刺激を入れることにより、付着している筋肉が弛緩してきます。
筋突起も狭い所にあるため触りづらく、力を入れてしまうととても痛いので難しいです。
・下顎牽引
下顎の顎舌骨筋線という所に指を引っ掛け、しっかり噛んでもらって下顎を引きます。
噛まれる痛さは慣れていないと涙が出てきますが、その痛みと戦いつつ上方に引き上げることで、下顎につく筋肉や頸椎(首の骨)がストレッチされてストレスが取れ、フェイスラインもスッキリします。下の写真がその様子です。
・上顎牽引
次に上顎も牽引していきます。先程と同様に指を噛まれつつ耳の穴に指を入れて上顎を上方に引き上げていきます。
お顔を立体的にし、左右の差を無くすためにも行うものになっています。
以上の5つの項目を今回は学んでいきました。
なかなかすぐには取得は難しいですが、練習を積み重ねてスキルアップしていきます!
次回も口腔内の施術ですが、30項目と盛りだくさんの内容となっていますのでお楽しみに!