顔面分析法について
今回は当アカデミーでお教えする顔面分析法について触れておきます。
こちらはもちろん、さつま骨格矯正の現場で実際に使用されている分析法です。
まずは正面をご覧ください。
正面分析
①緑線は主に高さの違いをみていきます(口角や目)
②また緑線(頭頂と顎先)は黄線と合わせて見ていく事で、縦横の比率を計算し黄金比、白銀比へどう誘導していくかの方針がでます。
③青線は頚の出方の左右差をみて主に頚、またお体からのゆがみを考えます。
④赤線の左右は小鼻の出方や正中からの距離の左右差をみていきます。
⑤中央の赤線は顎位、口唇が正中に合っているかをみていきます。
余談ですが、一般的にはこのような形でお顔の分析をされることが多いです。
顔の大きさについて
また日本人のお顔の大きさの平均が存在します。
女性:21.8㎝/縦(頭頂~顎先) 15.3㎝/横
男性:23.2㎝/縦(頭頂~顎先) 16.1㎝/横
※女性の場合おおよそA5ノートでお顔全体が隠れれば小顔と言えます。
続いて側貌の分析です。
側貌分析
①目の下を通る緑横線と顎下を通る緑横線が交わった角度をFH下顎下縁平面角(FMA角)といいます。
②目の下を通る緑横線と耳の前を通る緑縦線が交わった角度を下顎角(Gonial angle)といいます。
③青線はカンペル平面(咬合平面)といいます。
④赤線はEline(エステティックライン)といいます。
⑤黄色線はN angle(ナゾラビアアングル)といいます。
⑥紫線はお顔立ち(顔面骨の成長)を分類する為の線です。
これらは歯科矯正の際撮影するセファロ分析を応用したもので、応用できるのはセファロスタンドがあるからです。
頭部を固定し、頚の傾きをなくし、距離も一定になるので毎回同じ環境設定が可能となるのでビフォーアフターの再現性が高いです。
また医学的な計測方法を用いているので他所との違いはもちろん、お客様からの信頼も厚くなります。
他にも沢山線はありますが全てを載せるわけにはいかないのと、メインとなって使用するのはこのあたりになります。
またこの線はなんとなく引いているのではなく、計測点を結んで引いているので知識のあるものなら誰が引いても誤差が少なくなります。
最後にその計測点を見てみましょう!
S:セラ N:ナジオン Ba:バジオン Po:ポリオン Or:オルビターレ Ptm:翼上顎裂 ANS:前鼻棘 PNS:後鼻棘 A:A点 B:B点 Pog:ポゴニオン Gn:グナチオン Me:メントン
Ar:アーティキュラーレ Go:ゴニオン Cd:コンディリオン
全て骨などの部位で採ります。
こちらはベーシックコース(☆)にて受講、修得出来ます。
さつま骨格矯正アカデミー
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