第5回1dayセミナー 2022.7.24
7月24日にさつま骨格矯正の渋谷本院にて対面実技研修コース5回目が行われました。
今回も鹿児島で開業されている池添先生が参加されました。当院からは伊澤先生が参加しました。
今回は前回までの総復習。身体の矯正、口内法の理論、実技において復習を行いました。
身体の矯正の中でも骨盤矯正は特に難しく、何度も相互練習を繰り返し行いました。
口内法は口腔内の筋肉にアプローチするため、患部を直視して施術できません。
解剖学、特に筋肉の構造や、作用などを深く理解する必要があります。
さらには、その筋肉の影響によりどの様な歪みにつながってくるかも把握しなければなりません。
知識だけでなく、技術に活かすための膨大な練習を必要とあります。
今回は前回と同様、口腔内の5箇所に対して施術練習を行いました。
施術部位
・咬筋(浅部)
浅部咬筋。頬骨下縁から下顎角に付着します。ものを噛むときに使う筋肉で、見た目としてはエラの張りに関与してくる筋肉になります。
普段口の中に指を入れる事がないと思うのでなかなか力加減や狙いたい筋肉を探すのが大変です。
・咬筋(深部)
深部咬筋。頬骨下縁から下顎枝、筋突起に付着します。奥歯でものを噛むときに使う筋肉で、食いしばりにも使われ、とても力が強い筋肉になります。
浅部咬筋より奥の方にあってさらに触るのがとても難しい筋肉になりますので、力が入ってしまいがちです。
力加減が少しでも間違うとすぐに口内炎ができてしまうため注意が必要になります。
・内側翼突筋
開口、下顎の前突、側方運動をする小さな筋肉です。あまり知られていませんが、咬筋に負けずの強い筋肉です。奥歯のさらに奥にある筋肉なので触るのがとても難しく、嘔吐反射が出る方もいるので注意が必要な筋肉になります。
・筋突起
この筋突起という場所には、側頭筋と深部咬筋の一部が付着しています。
この筋突起に刺激を入れることにより、付着している筋肉が弛緩してきます。
筋突起も狭い所にあるため触りづらく、力を入れてしまうととても痛いので難しいです。
以上の5つの項目の復習を行いました。
日々、練習を積み重ねてスキルアップしていきます!